内容説明
「こいはげんきなさかなだ。こいののぼりなら、こどもたちはよろこぶにちがいない」こいのぼりのはじまりのおはなしです。
著者等紹介
今関信子[イマゼキノブコ]
東京に生まれる。東京保育女子学院卒業。幼稚園教諭を経て創作活動に入る。主な作品に「小犬の裁判はじめます」「のんちゃんはくまぐみです」(共に童心社)「さよならの日のねずみ花火」(国土社)「夏のおわりのきもだめし」(新日本出版社)等多数。日本児童文学者協会、日本子どもの本研究会会員
福田岩緒[フクダイワオ]
1950年岡山県に生まれる。「がたたんたん」(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞。他の作品に「おとうさんのいなか」(ポプラ社)「ぼくは一年生だぞ!」(童心社)「おにいちゃんだから」(文研出版)「いっぴきおおきみのそろり」(教育画劇)等多数。日本児童出版美術家連盟会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
58
鯉のぼりができた由来を描いた絵本です。江戸時代、武士には出来ても、町の者にはできないことがありました。その一つが幟を立てること。武士の家と同じように幟を立てたいと駄々をこねる町の子どもを気の毒に思って、一人の武士が鯉のぼりを考えつきました。この話は東京の伝説をもとにしていて他にも諸説あるそうですが、何気なくやり過ごしている行事にもこういった由来があることを知ると面白いですね。★★★2013/05/02
ヒラP@ehon.gohon
28
鯉のぼりがいつ頃から始まったのか、どの様にして始まったのか、この絵本で知ることが出来ました。 他にも諸説あるようですが、かぶとを飾ったりすることを考えると納得です。 元々は端午の節句は女性の節句だったという解説には驚きましたが、それだから「こどもの日」という表現になっていったのでしょうか。 子どもたちに伝えたい絵本です。2021/04/10
いろ
19
【再読:初読は2012.5】4歳で季節絵本として読んで以来なので,8歳男児は全く記憶なし,ほぼ初読状態で読む。タイトルどおり,端午の節句に鯉のぼりを飾る由来が分かる。それだけに留まらず,園生活の展開もあるので,ストーリーに入りやすい。あれほど巨大な鯉をミシンで楽々作ってしまう先生スゴイ! 川に泳ぐ鯉達をじっと見て「コレだ!」笑ってる鯉をすぐに見つけて喜んでる8歳男児^^ もちろん,出だしのお兄ちゃんの替え歌も,もれなくウケてる^^;2016/06/07
ヒラP@ehon.gohon
14
C事業所で読み聞かせしました。2022/04/22
ヒラP@ehon.gohon
14
事業所で読み聞かせしました。2021/04/14