自炊男子―「人生で大切なこと」が見つかる物語

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自炊男子―「人生で大切なこと」が見つかる物語

  • 佐藤 剛史【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 現代書林(2011/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774513058
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

イケベタカシは、ごく普通の大学生。一人暮らしを始めてから、食事はコンビニで適当に済ませる日々。が、「彼女」との出会いをきっかけに自炊に目覚め、「食」と「農」を通して、「人生で本当に大切なこと」に気づいていく。

イケベタカシは大学1年生。一人暮らしを始めたばかりのタカシは、食事はいつも「朝は抜き・コンビニ弁当・学食」。他人への感謝を知らなかったタカシだが、ある日「彼女」と出会い、自炊をはじめることになる。そして、農学部のキタガワ先生や、農家のウエノさんとの出会いを通して、「人生で本当に大切なこと」に心の底から気づいていく。

第一章 自炊男子の誕生─厨房で「愛」の深さを知る
第二章 自炊男子の成長─「出会い」で人生は飛躍する
第三章 自炊男子の涙─「食」が人生のhappyを教えてくれる

【著者からのコメント】
自炊できる人は、自分の食に、命に、手間とヒマをかけられる人。それだけの価値を見出している人。そんな人は、他人の命、人生も大切にできる。人のためにも手間ヒマをかけられる。
そんな人は、社会の中で「成幸」していく。

【著者紹介】
九州大学大学院農学研究院助教。NPO法人環境創造舎代表理事。
1973年、大分県大分市生まれ。
福岡教育大学で教員を志し、二度、教員採用試験を受けるが失敗。九州大学農学部の大学院生時代に、NPO法人環境創造舎を設立。以降、研究と実践活動の統合を目指し、環境保全や食育などの分野で多彩な事業を展開している。
現在、九州大学農学部の教員として、環境経済学の研究と学生の“人生のhappy”を本気で考えた教育を行っている。「体験や参加を重視した授業」は学生から高い支持を得て、研究室には学科、学部を超え、他大学からも多くの学生が集まる。
「食」「生」をテーマにした講演活動は年間100回を超える。新聞掲載、テレビ・ラジオ等への出演も多数。
著書に『ここ――食卓から始まる生教育』『いのちをいただく』(以上内田美智子との共著、西日本新聞社)、『すごい弁当力!――子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる』(五月書房)、『金の卵――ニワトリへの愛情が黄金ビジネスを生む!』(早瀬憲太郎との共著、築地書館)などがある。

内容説明

ベストセラー『すごい弁当力!』の著者が贈るまったく新しい自己啓発書。「平凡な毎日」が「輝く毎日」に変わる“リアル青春物語”。

目次

第1章 自炊男子の誕生―厨房で「愛」の深さを知る
第2章 自炊男子の成長―「出会い」で人生は飛躍する
第3章 自炊男子の涙―「食」が人生のhappyを教えてくれる

著者等紹介

佐藤剛史[サトウゴウシ]
九州大学大学院農学研究院助教。NPO法人環境創造舎代表理事。1973年、大分県大分市生まれ。福岡教育大学で教員を志し、二度、教員採用試験を受けるが失敗。九州大学農学部の大学院生時代に、NPO法人環境創造舎を設立。以降、研究と実践活動の統合を目指し、環境保全や食育などの分野で多彩な事業を展開している。現在、九州大学農学部の教員として、環境経済学の研究と学生の“人生のhappy”を本気で考えた教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

78
生きることは食べること。食べることは生きること。やはり自炊できなくちゃね。「食事を作ってもらうのはその人の時間(命)をいただくこと」という教えが新鮮で良かった。普通は食材の命をいただく、と考えますよね。でも作った人の命を30分なり、1時間なり費やして作ってくれたのだから有難く感謝しよう。主人公はその後、大学の授業で出会った他大学の先生の言葉に惹かれ、有機栽培農業に惹かれて行く。「自叙伝」かと思いますが、フィクションなのだそうですよ。でもご自身の経験は盛り込まれていると思います。2015/09/14

こうせいパパ

61
泣いた。電車の中で泣いた。冒頭、娘の笑顔が自分の喜び、という一節から共感した。そして、「いただきます」「ごちそうさま」の考え方に触れ、自分の身に置き換えた時、母親や妻への感謝の気持ちが溢れて止まらなかった。どれだけの時間を、命を、自分のために費やしてくれたのだろうか。気付くと泣いていた。鼻をズビズビいわせながら食べたハンバーグの話にも、不覚ながら涙腺が崩壊した。読後、自分の中で何かが良い方向に変わった気がする。ずっと手元に置いておきたい一冊に巡り会えた。心に残る良書である。2015/05/13

うりぼう

56
男子厨房に入るべからず。と言い訳しつつ、家事の分担から逃避する私には、まぶしい本でした。人はどんなことからも学べる。学びたいと思うかどうか、それだけ。教てくれる人は、山ほどいる。アンテナを向けるかどうか。掃除でも、早起きでも、旅でも、日々の日常をどう暮らすか。それもまた、習慣である。信じて、一歩を踏み出ず好奇心と勇気だけ。好きなことを仕事できれば最高だが、その周辺に自分の役割が見つかれば、さらに素晴らしい。カタカナ苗字は、ヤサイの見立てか、黒木夫妻だけは、漢字。イケベ君の奥さんは、サクラさんなのだろうか?2011/07/18

masa

33
「すごい弁当力!」の著者・佐藤剛史氏の自叙伝的小説。大学生となって独り暮しを始めた主人公が彼女への下心に焦るばかりに、失敗するはずのないお好み焼きで痛恨の失策。これがきっかけとなって自炊に目覚め、ある授業を契機に農業の世界にもハマりこんでいく。我々は普段、食べるということにかなり無頓着ではないか?「いただきます」の意味の一つは、作ってくれた人の命(時間)をいただくということだ。わざとらしい仕草はいらない。心を込めて、「いただきます」と言おう。一回の食事が自分の命を繋いでいるのだから…。15892015/06/06

ラテちゃん

28
福岡を舞台にした小説らしいがほぼ実話なのではないかな。自堕落な大学生の主人公がふとしたきっかけで自炊に目覚める。そこから少しずつ他者への感謝の気持ちを持てるようになり、いろんなことがうまくいきはじめる。食べることも作ることも大好きな自分としては大いに共感。『美味しいものを食べるのではなく、美味しく食べる』毎日、今以上に丁寧に食事をとろうと思った。2020/06/02

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