内容説明
トムくんの足もとに、だれかがわすれていった本が1さつ。ひらいてみると、トムくんが主人公の、ちがう物語がはじまります。よみすすめるうちに感じる不思議な感覚で、記憶にのこるえほん。
著者等紹介
ベール,ジュリアン[ベール,ジュリアン] [Baer,Julien]
歌手・作家。絵本作家。フランスの児童書出版社から刊行の著作に『Beau et Bon』(h´elium)など
バイイ,シモン[バイイ,シモン] [Bailly,Simon]
グラフィック・デザイナー、イラストレーター。新聞・雑誌・広告・絵本の分野で活躍
木坂涼[キサカリョウ]
詩人・絵本作家。詩集『ひつじがいっぴき』(フレーベル館)、童話『ともだち』(偕成社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
112
仕掛け絵本。ほんとに本のなかに本が入ってます。ふわ~っと入り込んでいって、夢から覚めるようにぐるぐる~っと現実に引き戻される…不思議な感覚を味わいました。2022/03/02
chiaki
42
入れ子になってるストーリー設定はもちろん、この本そのものの仕掛けに驚き!まさかホントに本のなかに本があるとは。我が家の娘たちも、繰り返されるストーリーにきゃーきゃーウケてました。最後はどうやって終わるんだろうと高まる期待♡♡なるほど~!2020/07/03
まま
41
文字通り 本の中に本が、そしてまた本が・・・。なんていうことのないストーリーですが、その仕掛けと発想にうっとり(ㅅ´ ˘ `)。2021/04/24
紫陽花と雨
28
パパとママと海へお出かけしたトムくん、楽しみにしてたのに大人はお昼寝…ひとりで探索に出たところで見つけたのは「ほんのなかのほんのなかのほん」ページを開くと本の中にもう一冊本が!その中では雪山にお出かけするトムくんが…大人たちがお昼寝してしまうと本の中のトムくんもひとりで探索に…そして見つけたのは…リアルに本の中に本が綴じられている仕掛け絵本。最後どうなっちゃうのー?と思ったら終わりは意外とあっけなかったけれど不思議な感覚になる。鮮やかでポップな絵の見た目も楽しい絵本、楽しかった。2019/08/10
anne@灯れ松明の火
28
新着棚で。タイトルの通り、本の中に、小さな本、さらに小さな本があるという、仕掛け絵本だった。どの世界でも、パパとママはのんびりしたくて、子どもは動き回りたいのだ(笑)2019/08/03