出版社内容情報
テレビがみんなの憧れだった時代。「うち、テレビあるよ」と見栄をはってウソをついてしまったぼくを救ってくれたのは、
「うち、テレビあるよ」
ぼくんちに、テレビがあるわけなんかないのに、そういってから、むねがドキドキしはじめました。大きなウソをいってしまったのです。 (本文より)
テレビがみんなのあこがれだった時代。見栄をはってついてしまったぼくのウソ。そのウソを救ってくれたのは、大きらいだったあいつの、やさしいウソだった……。
直木賞作家のねじめ正一が、実体験をもとに紡ぎだす、ぼくらの友情の物語。
【著者紹介】
乾物屋の長男として生まれる。処女詩集『ふ』で第31回H氏賞受賞。初めての小説『高円寺純情商店街』(新潮社)で、第101回直木賞受賞。『ひゃくえんだま』(鈴木出版)で第4回けんぶち絵本の里びばからす賞受賞。『まいごのことり』(佼成出版社)で第15回ひろすけ童話賞受賞。『荒地の恋』(文芸春秋)で第3回中央公論文芸賞受賞。『商人』で第3回舟橋聖一文学賞受賞。小説、詩集、エッセイ、絵本、児童書など多方面で活躍中。武田美穂氏が挿絵を手がけた作品に『徳田さんちはおばけの一家』(講談社)がある。
内容説明
「うち、テレビあるよ」ぼくんちに、テレビがあるわけなんかないのに、そういってから、むねがドキドキしはじめました。大きなウソをいってしまったのです。
著者等紹介
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
乾物屋の長男として生まれる。処女詩集『ふ』で第31回H氏賞受賞。初めての小説『高円寺純情商店街』(新潮社)で、第101回直木賞受賞。『ひゃくえんだま』(鈴木出版)で第4回けんぶち絵本の里びばからす賞受賞。『まいごのことり』(佼成出版社)で第15回ひろすけ童話賞受賞。『荒地の恋』(文芸春秋)で第3回中央公論文芸賞受賞。『商人』で第3回舟橋聖一文学賞受賞。小説、詩集、エッセイ、絵本、児童書など多方面で活躍中
武田美穂[タケダミホ]
『ふしぎのおうちはドキドキなのだ』で絵本にっぽん賞、『となりのせきのますだくん』で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞絵本賞、『すみっこのおばけ』で第6回日本絵本賞読者賞、『おかあさん、げんきですか。』(作/後藤竜二)で、日本絵本賞大賞、同読者賞(すべてポプラ社)。また子ども向け教育テレビ番組のキャラクターデザインなども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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