内容説明
「世の中、おもしろくないことばっかりだ。どうでえ、ひとつ、お伊勢参りの旅にでも行かねえか?一生懸命お参りすれば、なにかいいことがあるんじゃねえかな」「ああ、そいつはおもしろそうだ。それなら、ついでに、上方(関西地方)見物も、してこようじゃねえか」弥次さんこと弥次郎兵衛と、喜多さんこと喜多八の、ゆかいなゆかいな冒険旅行は、こうしてはじまった。巻の一は、品川宿から府中宿まで。小学校中学年から。
著者等紹介
横田順彌[ヨコタジュンヤ]
SF作家、明治文化史研究家。1945年、佐賀県に生まれ、東京に育つ。法政大学法学部卒業。早くから日本の古典SF研究に取り組む一方、ナンセンスなギャグにあふれたSF作品を発表し、人気を集める。近年は、明治文化史研究の分野でも活躍。『快男児・押川春浪』で日本SF大賞を受賞
ひこねのりお[ヒコネノリオ]
アニメーター、イラストレーター。1936年、東京に生まれる。東京芸術大学美術学部卒業。東映動画、虫プロダクションをへて、ひこねスタジオを創設。テレビアニメやテレビCMのアニメーションを多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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