くもんジュニアサイエンス
ペンギンたちに会いたくて―わたしの南極研究記

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774316468
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8045

内容説明

海洋動物の多くは、高い潜水能力をもっています。ペンギンも同じで、アデリーペンギンの潜水最高記録は、180m、六分間。エンペラーペンギンの潜水最高記録は、564m、二三分間にもなります。人間は、とてもかないません。でも、とうしてこんなにくわしいデータがつかめたのでしょう?それをはかったのは、ペンギンの体に取りつけた「データロガー」とよばれる小さな電子記録計です。日本製のこのすぐれた精密機械は、温度や速度、画像などまでも記録できます。著者は、ペンギンのすむ南極や島に行って、データロガーを使いながら調査を進めていきました。そこから、わかってきたこととは…。現地で出あった動物たちも紹介し、実際に体験した数かずの興味深いエピソードをまじえて、ペンギンたちの知られざる真実の姿を伝えていきます。

目次

第1章 南極に行きたい!
第2章 いざ南極へ!
第3章 初めてのペンギン調査
第4章 南極ではなく亜南極へ
第5章 日本南極地域観測隊参加レポート
第6章 二度目のアデリーペンギン調査
第7章 南極は地球の窓

著者等紹介

加藤明子[カトウアキコ]
1968年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、東京水産大学(現・東京海洋大学)大学院水産学研究科中退。博士(農学)。国立極地研究所助手、助教を経て、現在無職。フランスの国立研究所(IPHC‐DEPE,CNRS)に外来研究員として居候しつつ、求職中。海洋大型動物の行動、生態を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつひろ

1
南極の基地や亜南極の島を訪ねて、データロガーを使ってペンギンの行動を調査研究する。現地に行かなければ調べられないこと、データを見て初めて気付くことなど。亜南極の島で、将来の夫と出会うエピソードがすてき。2022/03/06

ya

0
著者の16年間の研究のお話。著者のプロフィールが良い。2015/07/08

Saya Kikuchi

0
ペンギンは面白いんだなあと思った。コウテイペンギンかなと思ったら違ったからちょっとびっくりした。2022/03/26

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