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内容説明
きりょうがよくてはたらきものおよめさんがいました。だんだんおよめさんのかおいろがわるくなってきたので、しんぱいしたおっかさんがそのわけをきくと……。語りやすく耳で聞いて覚えやすい昔話絵本。
著者等紹介
おざわとしお[オザワトシオ]
中国長春生まれ。小澤昔ばなし研究所所長、昔ばなし大学主宰。ドイツ文学者、筑波大学名誉教授
からさわかおり[カラサワカオリ]
福島県生まれ。語り手。「おはなしはすの実」所属。語り手としての20年の経験を生かし、町田市立図書館にておはなしボランティア活動をする。版画家の夫とともに印刷出版工房「梓丁室」を運営している
はなのうちまさよし[ハナノウチマサヨシ]
京都府生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。テレビの幼児番組等の仕事を経て出版美術の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
9
《パン屋》屁のために、離縁はあんまり、婿さんからではなく、お姑さんから言われるなんて。その屁が、役に立つとわかって離縁中止になり、ほっとしました。2016/03/14
遠い日
6
「子どもとよむ日本の昔ばなし」シリーズ10。昨日読んだ『へっこきあねさ』と比べると非常におとなしい印象。へっこき嫁さんが尼さんに畑の大根を抜かせる場面はなし。こちらは「屁屋」をこしらえてもらった。2020/12/30
アンパンコ
3
3歳3カ月の娘に。へっこきよめさん(笑)ってどんなのとまず私が興味津々で一人で読んでから、『これおもしろいから読むよ』と言って。へがぶーっとでる所では『これなに?ぶーだって・・・』と笑ってました。2010/09/19
ちー
2
これは初めて聞いた昔話。ある男が嫁を迎える。容姿もよく働き者でよい嫁。けれどもひとつへだけがすごいという。その欠点によって今まで嫁の貰い手がなかったのかな…。そのすごいへを目の当たりにした姑によって送り返されることに。このあたりに嫁姑問題の根の深さを感じる。旦那さんはそのことについて何も記述していないのに、返しに行くのは姑なのだ。まぁ、そのあと紆余曲折あってよめさんを姑が気に入り、家に戻って、へこき部屋(屁屋)をつくることで解決するという話。どんな人でも欠点のひとつはやふたつはあるものだよねというお話かな2017/11/10
バタフライ
2
保育園で、次男が借りてきた。結構、この昔話シリーズ好きなのね。おならは、子供の大好物。わはは笑いながら、読んだ。2016/02/11