「集合と位相」をなぜ学ぶのか―数学の基礎として根づくまでの歴史

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「集合と位相」をなぜ学ぶのか―数学の基礎として根づくまでの歴史

  • 藤田 博司【著】
  • 価格 ¥2,244(本体¥2,040)
  • 技術評論社(2018/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774196121
  • NDC分類 410.9
  • Cコード C3041

出版社内容情報

抽象的でわかりづらいと評判のよくない因果な科目「集合と位相」。そもそもいったいなぜこんなことを学ぶの? 本書を読めば「集合と位相」に刻まれた数学者たちの創意工夫、そして数学の発展の過程がみるみる見えてきます。

目次

1 フーリエ級数と「任意の関数」
2 積分の再定義
3 実数直線と点集合
4 平面と直線は同じ大きさ?
5 やっぱり平面と直線は違う
6 ボレルの測度とルベーグの積分
7 集合と位相はこうして数学の共通語なった

著者等紹介

藤田博司[フジタヒロシ]
1964年京都生まれ。立命館大学理工学部卒。名古屋大学大学院理学研究科中退。博士(学術)。愛媛大学大学院理工学研究科特任講師。専門は数学基礎論、とくに集合論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キョートマン

14
おそらく大学数学でεδ論方の次の第二関門であろう集合位相論の本。授業や教科書だと、きれいにまとまっているせいで、何のための理論なのかやそこに至るための試行錯誤が分かりづらい。この本は何のために集合位相が必要なのかや、成立した背景を伝えることが目的なのでとても分かりやすい。集合位相に苦しんでいる人にはぜひ読んでほしい。2020/10/09

月をみるもの

14
アッコちゃんじゃないけど、はじめて「コンパクト」の秘密を理解できた気がする。フーリエ積分からはじまって、コルモゴロフで終わる具体例の集積の中で語られる 「集合と位相」の意味。ブルバキズムに基づく教育体系なんかいらんから、この本で学びたかった。。 2018/11/11

月をみるもの

13
再読。最後の1ページに「位相」の定義と、その定義に基づく「連続写像」の定義が示される。これが最初の1ページにいきなり天下りで出てくる、普通の(?)数学の教科書を理解できるやつは頭おかしいとしか思えない。2023/08/27

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

11
読んで良かったー! 大学数学を本格的にやる前に絶対読んだ方がいいわこれ。 他の数学の入門書も、このくらい具体例が豊富で、新しい概念をイメージできるようなざっくりとした解説があれば、スラスラ読めるのに…。 読み進めていくうちに、あれの定義なんだっけ?と思う箇所に度々出会うが、そこで前に戻って該当ページを探すまでもなく、次の行に「この定義は〜だった」という感じで復習してくれるのがすごく親切で助かる。 ルベーグ積分や測度と確率論の関係について触れてるのも嬉しい。今後本格的に学ぶときの取っ掛かりにできそう。2019/08/26

PenguinTrainer

10
ユークリットの原論に引っ張られて、定義から書かれることの多い数学についての事柄を具体例や発明者と周囲との関係を元に記述された本。 微積分から始まり、フーリエ変換、テーラ展開、可算、写像、集合、位相など大学数学では必須の数学概念について解説されている本。2021/11/10

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