出版社内容情報
身の回りには常にウイルスや細菌が存在していますが、肉眼でとらえることはできず、それらを普段気にかけることはありません。しかし、彼らはヒトに感染症をもたらし、死に至らせることがあります。ミクロの世界の覗き見て、多くの研究者が感染症の原因を探求し、病気の治癒や撲滅に挑んできました。本書では、これまでの研究の成果を豊富なイラストや写真を用いて、フルカラーで解説します。ウイルスや細菌の構造や増殖の方法、感染症の仕組みまで徹底図解します。さらに、身の回りに潜むウイルス・細菌を感染症と関連づけます。
内容説明
微生物の基礎知識から感染症の仕組みまでを徹底図解!
目次
0 巻頭ビジュアル 人類の脅威となった感染症
1 ウイルスと細菌の基礎知識(微生物の分類;細菌の観察;細菌の代謝・増殖;ウイルスの構造;ウイルスの増殖 ほか)
2 感染症からみたウイルス・細菌(肺炎;結核;中耳炎、咽頭炎;風邪とインフルエンザ;感染性心内膜炎 ほか)
3 ウイルス・細菌図鑑
著者等紹介
北里英郎[キタサトヒデロウ]
1987年慶応義塾大学大学院医学研究科博士課程修了、1987年から1996年まで、フランス、ドイツ、チェコ共和国の3カ国に9年間ポスドクとして留学し、HPVの研究に従事。聖マリアンナ医科大学講師、北里大学医学部講師を経て、2004年より北里大学医療衛生学部微生物学研究室教授
原和矢[ハラカズヤ]
1975年北里大学大学院衛生学研究科修士課程修了、東京大学医科学研究所ウイルス感染研究部客員研究員として、ヒトポリオーマウイルスの研究に従事。東京大学医科学研究所ウイルス研究部助手、東京大学大学院医学系研究科助手、北里大学衛生学部助手を経て、2000年より、医療衛生学部微生物学研究室講師
中村正樹[ナカムラマサキ]
2007年北里大学医学部卒業。北里大学病院で2年間の医師臨床研修の後、2013年に北里大学大学院医療系研究科研究科で医学博士を取得。2014年より北里大学医療衛生学部微生物学研究室助教となる。専門分野は細菌検査、薬剤耐性菌、抗菌化学療法。感染制御医(ICD)と抗菌化学療法認定医の資格を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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