WEB+DB press plusシリーズ
関数プログラミング実践入門―簡潔で、正しいコードを書くために

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784774169262
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

プログラミングの考え方が見えてくる!Haskellプロダクトの開発者が見極めた、シンプルで、使える基本。

目次

第0章 「入門」関数プログラミング―「関数」の世界
第1章 「比較で見えてくる」関数プログラミング―C/C++、JavaScript、Ruby、そしてHaskell
第2章 型と値―「型」は、すべての基本である
第3章 関数―関数適用、関数合成、関数定義、再帰関数、高階関数
第4章 評価戦略―遅延評価と積極評価
第5章 モナド―文脈を持つ計算を扱うための仕掛け
第6章 オススメの開発/設計テクニック―「関数型/Haskellっぽい」プログラムの設計/実装、考え方
第7章 Haskellによるプロダクト開発への道―パッケージとの付き合い方

著者等紹介

大川徳之[オオカワノリユキ]
東京大学計数工学科数理情報工学コース、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻、卒業。キヤノンソフトウェア(株)を経て、現在は(株)朝日ネットにて、HaskellでのWebアプリケーション開発や、開発環境/インフラの構成管理などに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hippos

3
第一章のように他言語との比較を織り交ぜながらの解説は良。Haskellの本を何冊か読んだ後復習のために本書を読んだらいいのではないかと感じた。「文と式」のコラムは良かった。これを説明しているHaskell(関数型プログラミング)本ってあまりない気がする。2015/05/11

のぶ

2
狙いとしては、HowToハスケル、ではなくWhyハスケルを語るための本でしょう。と言ってもHowToをちゃんと解説しないとWhyの方の理解に繋がらないだろうから、結果的にはそこそこ実用的なHaskell入門書にもなっています。あ、内容としてはなっているのだけど「一緒に楽しく学ぼうね」みたいに読者に優しく語りかける口調ではないので、最初に読む本としてはお勧めしませんが、モナドの意味とか、H本を2,3冊読んだことある段階では曖昧にしか理解できない話にも本書は切り込んでくれていて、理解を進める役には立つ本です。2015/12/15

 

2
読み始めは3月下旬。今タイトル見たら「関数プログラミング」だったけど、中身は気になってたHaskellだった。個人的に最初の「型を厳格に決め問題の骨子を決める・ドキュメントに頼らずとも正確に使わせる」って発想が凄い気に入った。for文じゃなくmapなのはPythonぽい。((->) r)モナド・数独以降の例・型クラスがいまいち理解できなかった。他言語で起きそうな問題点を上手く包括する仕組みがあるのに感心したが、(これHaskellの文法書じゃないし)まだ使い回せない。筆者の経験談が結構役に立つ、かも。2015/04/07

toiwata

1
軽量プログラミング言語と関数型言語でコードを書く仕事の大半が行われるようになったとき、テンプレ化されたバッチ処理を保守するような仕事は残るのか。2015/06/23

baboocon

1
関数型プログラミングというのを最近よく聞くので読んでみたけれど、これは自分にはまだ早かったか。主に純粋関数型言語のHaskellについて詳しく説明している。2015/05/23

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