ずかん たね―見ながら学習 調べてなっとく

近田 文弘【著】/久保 秀一【写真】

技術評論社（2014/08発売）

• サイズ B5判／ページ数 144p／高さ 26cm
• 商品コード 9784774165653
• NDC分類 K471
• Cコード C8645

出版社内容情報

種（たね）と聞いて、何を思い浮かべますか？　「丸くてちっこいもの」と思った方、それは種のほんの一部。種の世界は、それはそれは奥深いものなのです。種は、子孫を未来に残すために作られる、植物たちの英知の結集です。単なる丸

内容説明

美しいカラー写真が満載！眺めるだけでも楽しめる。身近なたねからレアなたねまで。多様なたねの世界！植物の全体、花のかたちもばっちり掲載！植物の基本解説もわかりやすい。調べ学習にも最適！かっこいいたね、ヘンなたね。はねをもつたね、ごちそうを生やすたね。たねの形には、ワケがある！

目次

第１章　種って何だろう？（花の作りと種の始まり；胚の成長；種の作り（構造）
多様な種の世界・２億年の進化
多様な実は種よりすごい？）
第２章　野山の草木の種（美しい種；カラフルな種や実・模様のある種や実；ユニークなデザインの種や実；翼のある種や実；乗り物をもつ種や実；毛をもつ種や実；人や動物を乗り物にする実；ごちそうをもつ種や実；話題の種や実；大きな種や実・小さな種や実；毒をもつ種や実）
第３章　園芸作物と農作物の種（果物の種；野菜の種；穀物や豆など、食用になる種）

著者等紹介

近田文弘［コンタフミヒロ］
１９４０年生まれ。国立科学博物館名誉研究員。国内外の調査や自然教育の指導に従事し、最近は皇居吹上御苑の植物調査と自然観察会の指導を担当

久保秀一［クボシュウイチ］
１９４１年生まれ。フリーの写真家として身近な自然や生物の生態を幅広く撮影。単行本、教科書、月刊保育絵本などで活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kinkin]

図書館本: 植物の種や実がフルカラー写真と丁寧な解説で紹介されている。なにより文字や写真が大きくとても読みやすい。はじめにで書いてあるように「植物学が教えに従って種とはなんだろう、種と実はどう区別するのだろう」などがわかりやすく書かれておりとても参考になった。普段食べている小さな実や種への関心が深まった。植物に関心のない方も一読をおすすめする。

2015/01/12

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

植物の種や実がフルカラー写真と丁寧な解説で紹介。拡大されていると知っている種や実も違って見える。アート写真のようでした。

2021/01/03

[遠い日]

普段じっくり見ることのない小さなタネを、きれいな大きな写真でじっくり見られるのが、とてもいい。小さなタネを割った写真は興味深い。不思議な形、色。まるでアートのような印象だ。こんな小さなものに、命の全ての情報が入っていることのすばらしさを感じる。

2016/03/07

[やどかり]

丸ごと1冊種の本。花の作りのページもあり、理科の教科書を思い出して懐かしくなる。色鮮やかなもの、毛が生えて仙人みたいなの、トゲトゲしたもの、見ているだけでおもしろかった。恥ずかしいけど、ピーマンの種、初めて知りました…。何かわからないけど、あれはピーマンのいらないものだと思ってた。

2016/06/04

[たまきら]

余りにも美しい図鑑です。自分でじっくり眺めるつもりで借りてきたらオタマさんがはまりました。歯磨きしながらずっと読んでいて、最後にシリーズであることを発見。「次はこれを借りて！」と騒いでいます。母より向学心が強い4歳児に感激。

2016/04/21