内容説明
データに含まれる事実・示唆を効率よく発見する技術。データから発見した事実・示唆を明確に伝える技術。
目次
第1部 序(データ可視化とは)
第2部 理論(データ可視化の種類;データ可視化の基礎;何を可視化すべきか;可視化によくある過ち;探索的データ解析入門;Webでの可視化の特徴)
第3部 実践(CoffeeScriptの紹介;D3.js入門)
第4部 事例(ケーススタディ)
付録
著者等紹介
森藤大地[モリフジダイチ]
大学院にて自然言語処理・言語発達のニューラルネットワークなどの研究を行った後、ニフティ株式会社に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kannkyo
7
可視化理論の学術的側面をまとめた数少ない和書。従軍看護士のナイチンゲールは、負傷兵の救護の必要性を議会に訴えかけるために円グラフを考案した。地図学者のジャック・ベルタンは、地理空間情報の可視化のために情報可視化理論の基礎を築いた。本書は、可視化という評価の難しい学問の、歴史とその概要が学べる稀有な本。2017/12/07
山茶
3
ジョギングをする前にこれを少し読み、走りながら想像力を膨らませてあれやこれやと考えるのが今年のマイブーム。D3の勉強なら別書籍のほうがいいかな。2015/03/20
6haramitsu
1
可視化の基本について結構さらっとよめてよかった。これをもとにより詳しく調べていくという感じ。いい本だと思います。2017/11/09
Mariyudu
0
データ可視化にはエンターテイメント性というか華やかな側面があるので、「ワクワク楽しい読み物」を少し期待している自分ガイル、だったのだが… いやいやどうして、冷静かつプラグマティックに可視化の本質的な考え方と手法を説明してくれる良書でつた。2015/11/01
あべっち
0
後半の d3.js についての記述はなくてもいいという意見が目立ちますが、「良い可視化」の事例を根拠を明確にして示したものとして重要です。ただし d3.js それ自体について学びたいという場合は、別途リファレンスが必要でしょう。 /著者自身による本書の紹介も参照されたし。2014/10/18