内容説明
つくりたい人に捧げるWeb開発とその周辺
目次
第1章 心構えと下準備(「ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ」;Mac一つあれば… ほか)
第2章 企画(実装までにつくる「企画」の全て;アイデアの発想法 ほか)
第3章 設計(ユースケースを書こう;データベース設計 ほか)
第4章 開発(30分、JavaScriptでつくるWebサービスの動くモック;月額980円のさくらVPSを個人用に使い倒す ほか)
第5章 プロモーションと運用(Webサービス、最初の宣伝;「普通の」サーバ構成 ほか)
著者等紹介
和田裕介[ワダユウスケ]
1981年生まれ。Webアプリケーションエンジニア。株式会社ワディット代表取締役社長。未踏ユース準スーパークリエータ。学生時にSIGGRAPH Emerging Technologies採択。プロジェクトのリーダーを務める。大学院卒業後に父親とワディットを立ち上げ、株式会社オモロキではCTOとしてWebアプリケーション開発を担当する。カンファレンスなどの発表も多数あり、YAPC::Asia2012では60ほどのトークセッション中、ベストトーク賞1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
37
サブタイトルが、「33のエッセイ」となっていますので、さほど、論理的につながっている文章ではありません。著者の和田裕介(ゆーすけべー)さんが、Webサービスの開発をしている際に、心に浮かんだことを、書き連ねたという感じです。読んでいると「ぷッ!」と吹き出したくなるようなことが、多かったです(笑)・ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ!(P2)・全裸で学ぶMVC事始め(P118)・イカ娘でTwtterOAuth認証(P147) 全文が、こんなノリなんで「どなたでもどうぞ」という感じです。2013/01/23
kana
24
IT企業の広報としてたまには仕事関係も…と思い、一般教養的にためになる1冊としてお薦めされた本を読んでみました。で、書いてあることの半分も理解できてないと思いますし、とにかくつくってみることを啓蒙する本に対する姿勢として正しくないのかもしれませんが、つくり手の方のベースになる知識や考え方を部分的にでも知ることができたという意味で、読んでみて本当によかったですし読みやすかったです。あらゆる業務に広報的な考え方が役立つように、Webサービスがどのようにつくられるかを知っていた方が絶対に得なはず。日々精進です!2014/10/29
baboocon
14
タイトルの通り、Webサービスのつくり方について心構えと下準備、企画、設計、開発、プロモーションと運用の5章にわけて書かれている。文章はブログがもとになっているだけあってとても読みやすいが、Perlのコードは知らない人にとっては読みこなすのがキツい・・・。でも「へー、こんなことができるんだ!」という驚きや自分でもこんなサービスを作ってみたいなとワクワクした。"Shut the fuck up and write some code."(グダグダ言ってないでコードを書けよ、ハゲ)は下品だけどその通りだなと。2013/02/28
よく読む
8
読むとウェブサービスを作りたくなる。わくわくする。彼のようにフットワーク軽く気軽に何か作っていきたい。作ってみたものを公開して、勉強会いったり、たまに記事に紹介され、ウェブでの自身の知名度を上げていく。思ったものを実際に形にするのはわずかで、その中でわずかが成功する。自分の場合は思っただけで形にしていないものが多すぎる。2017/02/19
ササキマコト
7
文字通り「Webサービスのつくり方」について書かれた本です。「『売れる』Webサービスのつくり方」ではないので、ご注意ください。今までWebサービスを作った経験が無く、これから作ってみようと考えている人は読んでみても良いのではないでしょうか。一つでも自分なりにWebサービスを作って実際に運用している人は、得るものは多くないと思います。書かれているのは技術寄りの話ばかりで、私にとっては有意義ではありませんでした。読みたかったのはマネタイズや集客関連だったのですけどね。ほとんど触れられていませんでしたよ。2015/04/13