内容説明
月間6000万ページビュー、日々変化する地図情報に対応するWebシステムの秘密。Java+Solr+MySQL+Solaris+MapServer+スマートフォン+OSS技術の集大成。
目次
第1章 地図システムが生むさまざまなチャンスとは何か
第2章 地図検索システムの仕組み
第3章 地図配信の仕組み
第4章 超高速検索の仕組み
第5章 マピオンを支えるインフラ・ミドルウェア・運用
第6章 スマートフォン用地図ライブラリの紹介
第7章 マピオンの震災対応
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sawa
3
お読み物的なものかと思っていたら、バリバリ実装的な内容でビビったが、いろいろな試行錯誤が赤裸々に書かれていて興味深かった。ドキュメンタリーみたいな感覚で読んだ。2015/12/27
必殺!パート仕事人
1
ハードウエアをどのような構成にしたのか、問題点をあらいだすためにどのように調査したのか書かれていてとても勉強になりました。今はGISに関わる機会がないけれど、いつかはと思い続けています。2015/08/10
M
1
凸版印刷のプロジェクトからスタートしていたことすら知らなかったけれど、本当にスタートの頃から、どうやって改良していったか?が細かく書かれていて勉強になる。Mapfile記述の苦労において、ちょっとしたSpaceで地図が見易くなる違いなどは、ユーザ・インターフェースを考えるデザイナにも参考になりそう。個人的には、住所検索の悲喜こもごものColumnに一番共感した。日本語って本当に柔軟な言語なんだなぁと。2013/03/09
Jun 1960
1
プログラム内容は読み飛ばしたが面白い。開発ノウハウをここまでオープンにしていいんかな?時間見つけてもう一回じっくり読もっと。2012/12/03
ほっしー
1
え、ここまで種明かししちゃって大丈夫なの? と思うくらいマピオンの裏側が見える本。とくにP88のアクティビティ図と、コラムでの素直な対応では不十分で苦労した話にびっくりでした。iOS 6で日本地図がチューニング不足なのも、本来これだけ地図を作るのに手間がかかるはずだと思うと納得です。地図のノウハウを知るのにも、他のWEBサービスを運用するのにも参考になると思います。2012/10/21