内容説明
「カスタードケーキがチョコパイに勝つには『味の改良』『販促キャンペーンの強化』どちらが有効か?」そんな身近な問題から楽しくわかる、いちばんやさしい統計学の入門書。すぐ手を動かして実践できるExcel操作の解説つき。
目次
第1章 もしも「統計」の知識がどれだけ実用的かを統計で測ってみたら
第2章 “平均”に隠れた有望な市場とは?―平均・中央値・最大/最小値・標準偏差・ヒストグラム・散布図
第3章 値段を変えずに“安く”売るには―比較とグラフ化
第4章 カスタードケーキがチョコパイに勝つには「味の改良」「販促キャンペーンの強化」どちらが有効か?―相関分析
第5章 あと500人お客を呼び込むにはいくら広告費が必要?―単回帰分析
第6章 数字の裏にある意味を考える
第7章 より効果的にデータとつきあうには
著者等紹介
柏木吉基[カシワギヨシキ]
日産自動車株式会社組織開発部ビジネス改革グループマネージャー。1972年神奈川県生まれ。慶応義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。在職中に欧米両方のビジネススクールにて学び、2003年MBAを取得。Academic Award受賞。2004年日産自動車へ転職。グローバル組織の中で、数々の経営課題の解決、ビジネス改革プロジェクトのパイロットを務める。経営管理、数値解析、意思決定論を専門に執筆・指導なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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犬こ
19
再読本。超~基礎ですが、分析前の考えという意味では初心に帰る心づもりで、久々にこういうのを読むのも良いと感じました。2017/07/31
anco
15
統計学をどう使うか、分析を行う際に気を付けることが説明されていました。2017/08/04
犬こ
13
ちょっとばかり内容が薄いです。簡易な形でまとめようという筆者の意図は分かるけれど、統計をこれから学びたいと思う人にとっても、ちょっと薄いかも・・・です。2015/03/29
ぷるいち
6
簡単そうだったので、さらりと一時間くらいで読了。統計の話はさすがにもうこの本を読むまでもないのですが、「示唆を出す」ことに主眼が置いて語られていて、その姿勢は非常に勉強になった。 ですが、それよりなにより、小説を読まねば・・・。2016/04/25
ゆき
1
ちゃんと分かった上で書かれている本。Excelでとにかくデータを加工しなくてはいけない人が順を追ってやれるようになっている。後半は、わりと難しいところもあり。統計学という言葉で怯んでしまう人が手に取ったほうがいいし、それを深く知りたい人には、あれ?となるかもなので、タイトルは難しい。2015/08/10