内容説明
ビルドやテストを自動化、問題発見を容易にし、品質の高いソフトを効率的に開発するためのツールとして、あのApache Software Foundationでも多くのプロジェクトで利用されているJenkins。本書はインストールなどの基本からJUnitによるテスト、ソースコード管理システムとの連携、メールやTwitterへの通知など、Jenkinsを実開発で使うためのポイントを解説。さらに分散ビルド、成果物のデプロイ、Seleniumによる結合テストの自動化や運用管理などのトピックもおさえた。
目次
継続的インテグレーションとJenkins
インストールと設定
ジョブを作ってビルドする
本番を想定して開発環境を準備する
JUnitでテストする
カバレッジを取得する
インスペクションを実施する
コードステップ数をカウントする
設定のポイント
一歩進んだ活用法
より便利に使うために
安定して利用するための5つの運用管理
著者等紹介
川口耕介[カワグチコウスケ]
Jenkinsプロジェクトリード。CloudBees,Inc.アーキテクト。Sun Microsystems社(現Oracle社)在籍時にJenkinsの前身であるHudsonを開発。その後InfraDNA社を設立
佐藤聖規[サトウマサノリ]
株式会社NTTデータに勤務。入社以来、Webシステムのパフォーマンステスト・トラブルシュートの社内支援業務を担当。某製造業向け社内システムインフラ基盤のアーキテクトを務めた後、現在はNTTデータグループ全体の開発生産性・品質向上のため、Jenkins、Eclipse、Trac、Subversion、クラウドなどの開発・整備・サポート・普及活動に従事している
和田貴久[ワダタカヒサ]
株式会社NTTデータに勤務。入社以来、現在に至るまで開発現場の生産性・品質の向上のため、開発環境の整備・普及・サポート業務を担当
河村雅人[カワムラマサト]
大学、大学院ではヒューマンロボットインタラクションに関する研究に従事。現在は株式会社NTTデータに勤務。入社から現在に至るまで社内の開発環境の整備に従事する
米沢弘樹[ヨネザワヒロキ]
大学、大学院時代は画像処理、分散処理に関する研究に従事する。現在は株式会社NTTデータに勤務。入社以来、NTTデータグループ全体の開発生産性・品質向上のため、社内開発環境の整備および普及に従事している
山岸啓[ヤマギシケイ]
大学、大学院では機械工学を専攻、現在はNTTデータに勤務。入社から現在に至るまで、開発現場の生産性・品質の向上のため、開発環境の整備に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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