ART OF LIVING生きる技術!叢書
ロングトレイルという冒険―「歩く旅」こそぼくの人生

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774147680
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C2036

内容説明

世界中の名だたる縦走を歩破してきたロングトレイルの第一人者が、歩きながら積みかさねた思索の軌跡。実践的な歩き方の心得を手はじめに、自然に身を置き、自然と分かち合いながらヒトが生きるという、ロングトレイルの真髄を鮮やかに伝える。ソロー、ジョン・ミューア、グレゴリー…アウトドア文化を拓いた先人たちの精神を受け継ぎ、山や森の奥深さを綴った歩行のクロニクル。

目次

第1章 バックカントリーへ行こう
第2章 アパラチアン・オデッセイ―一八七日間の縦走
第3章 森の思想と山の守り人
第4章 日本をゆく、国立公園を歩く
第5章 装備に宿る精神
第6章 森を歩く技術

著者等紹介

加藤則芳[カトウノリヨシ]
1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。角川書店編集部に7年間勤務ののち、八ヶ岳に移住。世界各地を歩き、国内外の自然保護、アウトドア・フィールド、ロングトレイルなどをテーマに執筆活動を続ける。また、日本でのロングトレイル普及に尽力している。『ジョン・ミューア・トレイルを行く』(平凡社)が、1999年度「第8回JTB紀行文学大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

booklight

39
散歩が好きだし山歩きも好きなので、ずっとロングトレイルには魅かれている。著者はロングトレイルの日本の先駆者。本編でもアパラチアトレイルを187日で歩き、楽しさを紹介。終わりたくない様子も伝わる。人との出会いも魅力的。アメリカの自然保護に心頭し、日本もということで国立公園を四季に合わせて紹介。念願のトレイルも日本に作ることができた。戦後のベビーブームあたりの人らしく、こだわりもアクもある筆。きっと実践、現場の人だったなのだろう。テーマが好きでも筆がちょっと合わなかった。エッセイの難しさを感じる。2020/03/07

goro@80.7

38
映画を見てから知った「ロング・トレイル」と言う自然との付き合い方。日本でもこんな人が推進していたんですね。ただピークを目指すのではなくもっと自然を知り楽しみ守ろうと歩く姿勢に共感する。まぁ昨日の鎌倉アルプスだけでも歩くのに必死で自然を愛でる時間はなかったわ。まだまだその境地に達するには時間がかかりそうです。著者はASLに罹りながらも口述筆記にてこの本をなした。蒔いた種は芽が出てきたかな。2016/09/03

秋 眉雄

22
いつの日か、長い夏休みを手にすることが出来たなら、何処までも何処までも歩いてみたい。『わたしに会うまでの1600キロ』『ロング・トレイル!』『イントゥ・ザ・ワイルド』『奇跡の2000マイル(大好き!)』こういう映画を観るたびに、そう思っていましたが、この一冊を読んで、その思いがさらに強くなりました。ジョン・ミューアの伝記も読んでみたいし、途中で放り投げたままになっている『森の生活』、もう一度ページを開いてみようかな。それにしても僕の長い夏休みは、いったいいつになったら来るのかな。2019/10/19

アイス1億円

7
長いバカンスにやりたいことでした。もう夏休みは終わってしまいましたが。体力も必要。ゆっくり自然の中を歩きたいです。2016/09/04

gq550_tomy

5
山林を長距離歩く「ロングトレイル」の魅力について語った一冊です。最近のアウトドアの流行りとして、多くの人が山に入るのを歓迎しつつも、環境としての山を考えたさまざまな提言を述べられています。また作者自身のアメリカの長距離コース「アパラチアン・トレイル」の下りは、やってみたくなる気持ちをかき立てられます。。長期連休、取っちゃいそうです。。2014/07/14

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