プログラマーのためのソースコードを読む技術―他人が書いたプログラムの行間を読み取るコツ

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  • サイズ A5判/ページ数 239p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784774142937
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

目次

第1章 プログラムを読もう(プログラムを読むということは;プログラムを読む理由;“駆け出しプログラマー”に足りないもの;プログラムの行間を読もう;コメントに過度の期待はしない)
第2章 読むために書く、書くために読む(プログラミングは体で覚えるもの;誰かに教えてみよう;読む訓練を目的として「書く」;書く訓練を目的として「読む」)
第3章 プログラムを読むために血肉化すべき素養(行間、字句間に隠蔽された振る舞い;データ構造、アルゴリズム、デザインパターン;言語/ライブラリ/フレームワークの知識の必要性“人間コンパイラ”を目指す)
第4章 ソースコードの“地図”の描き方(ソースコードの“地図”とは?;関数やクラスが定義されている場所、使われている場所;ソースコードをビジュアル化しよう;デバッガを使って、ソースコードを“旅”しよう;ソースコード整形ツールを使いこなそう;オンラインマニュアルは大切なガイドマップ)
第5章 実際にソースコードを読んでみよう(まずはウォーミングアップ;printfを読み解く;vfprintfを読み解く)

著者等紹介

高木信尚[タカギノブヒサ]
昭和42年生まれ、大阪市在住。ゲーム機メーカー勤務、個人事業主を経て、現在、株式会社きじねこ代表取締役。開発のかたわら専門学校の非常勤講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mrsekut

1
★★★☆☆ OSSの文化が発展し、誰でも探せば良質なコードを読める状況になった。コードリーディングをするにあたって、どんな前提知識が必要(デザインパターンや有名アルゴリズムなど)で、逆に自分が書くときどんなふうに書くべき(意図を伝えるなど)かをざっくり知れた。 PHPで模倣CPUを書くところは面白かった。あと、やっぱり低レイヤ(Linuxカーネルとか)に踏み込むためにはCやC++がある程度読めないと辛いなと感じた。あんまやりたくないんだよな〜全部Rustに置き換わらないかな(小並感) 2018/07/23

御餅田 もちこ

1
下記2点が一番勉強になった。 ・人間の視点と機械の視点でデバッグを行う。そのためには、コンパイラがどのような動きをしているかを把握しなければならない。それを知るには、自分で実験的なコードを書いてみたほうがいい。 ・綺麗なソースには、オープンウェアのソースが参考になる(自分が読めるレベルかはわからないが読んでみる)。 cのサンプルコードはまだ読んでないので後で読む。とりあえずやってみる。うだうだ言わずに実践あるのみ。2018/04/16

shachou

1
タイトルからは「ソースコードを読む技術」について書かれた本のような印象を与えるが、職業プログラマを始めたばかりの人に参考になる内容が広く浅く書かれている印象が強かった。タイトルから受ける印象ほど「ソースコードを読む技術」について割かれた文量は多くなく、それを期待して手に取るとがっかりするかもしれない。しかし、プログラミングを仕事として始めたばかりの人には非常に良い入門書だと思った。2017/08/12

タケオ

1
いままでに読んだ技術書の中でもっとも得られたものが大きかった。 新人プログラマーは絶対に読むべき! 特に、第三章の「”人間コンパイラ”を目指す」の部分は非常におもしろかった!!! とってもオススメ!!!!! 2010/06/26

ボタもち

0
前半はソースコードを読む意味や心構えが紹介されていました。初心者と中級者の間くらいの人にはうってつけかと思いますが、ある程度自分でプログラムを作ったことのある人にとっては知ってることがほとんどじゃないでしょうか。後半のツールの紹介や実際のプログラムを読む作業は参考になりました。プロの人がどのような順序で処理を追っていくのかが知りたかったのでこの本の5章はちょうど良い感じでした。2017/05/19

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