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21世紀の知を読みとくノーベル賞の科学 化学賞編―なぜ彼らはノーベル賞をとれたのか

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774142920
  • NDC分類 430.28
  • Cコード C3043

内容説明

最近30年から、栄誉に輝いた20人の受賞者を選び、彼らの「人」と研究を解説。

目次

ノーベル化学賞受賞者・巻頭インタビュー(サー・ハロルド・クロトー教授(1996年受賞) 宗教と“科学の心”―若者へのメッセージ
野依良治教授(2001年受賞) 日本の高等教育システムを変えなくてはいけない)
2008年ノーベル化学賞 下村脩―クラゲの発光物質の発見が導いた生化学の新時代
2007年ノーベル化学賞 ゲルハルト・エルトゥル―「表面化学」をいっきに前進させた男
2003年ノーベル化学賞 ピーター・アグレ・ロデリック・マキノン―細胞膜の「水チャネル」と「イオンチャネル」を発見
2002年ノーベル化学賞 田中耕一―生命の基本「たんぱく質」の質量を測る
2002年ノーベル化学賞 クルト・ヴュートリヒ―巨大なたんぱく質分子の立体構造を描く新しいNMR
2001年ノーベル化学賞 野依良治―「キラル触媒」で化学産業を変革した日本人
2000年ノーベル化学賞 白川英樹―電気を通すプラスチックの発見者
1996年ノーベル化学賞 ハロルド・クロトー・リチャード・スモーリー・ロバート・カール―“フラーレン”を発見した男たち
1993年ノーベル化学賞 キャリー・マリス―DNA研究をいっきに前進させたPCR法を発見
1989年ノーベル化学賞 シドニー・アルトマン・トーマス・チェック―「RNA」の新しい理解を導いた若き生化学者
1988年ノーベル化学賞 ハルトムート・ミヒャエル・ヨハン・ダイゼンホーファー・ロベルト・フーバー―光合成たんぱく質の立体構造をはじめてとらえる
1981年ノーベル化学賞 福井謙一・ロアルド・ホフマン―「フロンティア軌道理論」で化学反応のプロセスを証明
1971年ノーベル化学賞 イリヤ・プリゴジン―「散逸構造」と「複雑系」の真のパイオニア

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にもお

1
近代のノーベル賞受賞者の概説やプロフィールなどがコンパクトに収まっている。高校卒業程度の化学の知識があればまぁ読めると思う。しかし物理化学、有機化学のことについてまったくわからない人にはすごさが少し伝わらないかもしれない。しかし研究内容がわからなくても研究者の昔話、学問の取り組み方、今後の課題や教育の話については得られる部分も多々あるだろう。2016/03/18

冬月

0
福井には自らの着想をすぐに書き留める習慣があった。彼は「すぐに頭から消えるアイディアにこそ価値がある」と考え、散歩中もメモを手放さなかった/緑色蛍光タンパク質、表面科学、水・イオンチャネル、タンパク質質量分析、NMR,キラル触媒、伝動性ポリマー、バッキーボール、PCR法、RNA,タンパク質立体構造、フロンティア軌道理論、散逸過程2013/01/19

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