内容説明
最近30年から、栄誉に輝いた20人の受賞者を選び、彼らの「人」と研究を解説。
目次
ノーベル化学賞受賞者・巻頭インタビュー(サー・ハロルド・クロトー教授(1996年受賞) 宗教と“科学の心”―若者へのメッセージ
野依良治教授(2001年受賞) 日本の高等教育システムを変えなくてはいけない)
2008年ノーベル化学賞 下村脩―クラゲの発光物質の発見が導いた生化学の新時代
2007年ノーベル化学賞 ゲルハルト・エルトゥル―「表面化学」をいっきに前進させた男
2003年ノーベル化学賞 ピーター・アグレ・ロデリック・マキノン―細胞膜の「水チャネル」と「イオンチャネル」を発見
2002年ノーベル化学賞 田中耕一―生命の基本「たんぱく質」の質量を測る
2002年ノーベル化学賞 クルト・ヴュートリヒ―巨大なたんぱく質分子の立体構造を描く新しいNMR
2001年ノーベル化学賞 野依良治―「キラル触媒」で化学産業を変革した日本人
2000年ノーベル化学賞 白川英樹―電気を通すプラスチックの発見者
1996年ノーベル化学賞 ハロルド・クロトー・リチャード・スモーリー・ロバート・カール―“フラーレン”を発見した男たち
1993年ノーベル化学賞 キャリー・マリス―DNA研究をいっきに前進させたPCR法を発見
1989年ノーベル化学賞 シドニー・アルトマン・トーマス・チェック―「RNA」の新しい理解を導いた若き生化学者
1988年ノーベル化学賞 ハルトムート・ミヒャエル・ヨハン・ダイゼンホーファー・ロベルト・フーバー―光合成たんぱく質の立体構造をはじめてとらえる
1981年ノーベル化学賞 福井謙一・ロアルド・ホフマン―「フロンティア軌道理論」で化学反応のプロセスを証明
1971年ノーベル化学賞 イリヤ・プリゴジン―「散逸構造」と「複雑系」の真のパイオニア
感想・レビュー
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