内容説明
本書のテーマはWebサービスの実践的な設計。まず良いWebサービス設計の第一歩として、HTTPやURI、HTMLなどの仕様を歴史や設計思想を織り交ぜて解説。そしてWebサービスにおける設計課題、たとえば望ましいURI、HTTPメソッドの使い分け、クライアントとサーバの役割分担、設計プロセスなどについて、現時点でのベストプラクティスを紹介。
目次
第1部 Web概論
第2部 URI
第3部 HTTP
第4部 ハイパーメディアフォーマット
第5部 Webサービスの設計
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
75
RESTの歴史的背景と、なぜこれだけ普及したかが分かって良かった。SOAPは最近聞かないと思っていたら、そういうことだったのね。リソース志向のWebデザインも興味深かったけれど、例題が郵便番号検索だったのが少し残念。分かり易いけど、REST-APIにする利点が今ひとつぼやけてしまった感じがする。2015/08/31
えちぜんや よーた
38
「こんなの小学生ぐらいから見ておかないとムリ!」と思って読んでいると、以前図書館で公立の小中学校の教科書が展示されていることを思い出しました。そのとき理科(科学)の教科書は、Webやインターネットに関して、ひと言も触れられていないではないか!日本国民の70%ぐらいが、一年に一回以上は、なんらかの形でWebに関わっているというのに。本書で言えば、「第1部 Web概論」のうち、第1章 Webの歴史、第4章 URIの仕様ぐらいのところは「検定教科書でも圧縮して伝えてもええんちゃうかな?」 2013/02/01
vinlandmbit
23
Web技術の基本から応用含む全体像を掴む上で、学びとなりました。2015/10/24
masabi
18
【概要】web技術を解説する。【感想】HTTP,URI,HTML,RESTなど歴史的経緯や思想などが分かりやすく解説されている。microformatsは読み流し、設計部分は再読したい。利用する側ではほとんど意識しない部分でも設計では入念に作り上げられる。 2019/08/17
numno1
12
Web API初学者向けの本。必須の規格や仕様の導入的な説明と,設計時の考え方が非常にわかり易く説明されています。2015/01/18