内容説明
「リンダキューブ」「俺の屍を越えてゆけ」などを手がけた奇才ゲームデザイナー、桝田省治は何をかんがえているのか!?支離滅裂な編集者との対話から、“平凡な日常を企画に変える視点”“使えるネタを選別する方法”“システムからゲームを組み立てる手法”をはじめ、独特ながらもじつは緻密に計算されたゲームデザイン思考が解き明かされていく。
目次
1 みつける―着想/加工(日常の中の個人的な欲求―俺の屍を越えてゆけ;他人の欲求を探る―リンダキューブ;自分ならどう作るか?―ネクストキング ほか)
2 つくる―設計/調整(着想を企画書に落とすその1―俺の屍を越えてゆけ;システムでドラマを生成する―俺の屍を越えてゆけ;戦闘の意味づけ―俺の屍を越えてゆけ ほか)
3 かんがえる―哲学/裏技(テレビゲームとは何か?その1―初めてのテレビゲーム;テレビゲームとは何か?その2―それは偶然か?;テレビゲームとは何か?その3―しょせんゲームだ ほか)
著者等紹介
桝田省治[マスダショウジ]
1960年、兵庫県生まれ。ゲームデザイナー。有限会社マーズ代表取締役。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、広告会社に就職。ゲーム広告を手がけたことがきっかけとなり、「桃太郎伝説」「桃太郎電鉄」などの制作に携わる。PCエンジン「天外魔境2卍MARU」でではシナリオ、監督を担当し、本格的にゲーム制作に参加した。その後、フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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