技評ＳＥ新書 いちばんやさしいＰＭＢＯＫの本

深沢 隆司【著】

技術評論社（2007/10発売）

• サイズ B40判／ページ数 178p／高さ 18cm
• 商品コード 9784774131986
• NDC分類 336
• Cコード C3055

内容説明

プロジェクトマネジメントの世界標準であるＰＭＢＯＫについては、「難解である」「アメリカ向けで、日本では使えない」という声を聞くことも少なくない。しかし、それはいずれも誤解であって、真実ではない。ＳＥ・プロジェクトマネジャーを経て、現在はＰＭＢＯＫの人気講師として活躍する著者が、いちばんやさしく解説する、ＰＭＢＯＫ入門の決定版。

目次

１　ＰＭＢＯＫとは何か―ものごとを成功裏に成し遂げるための基礎知識
２　第１部　プロジェクトマネジメント・フレームワーク―ＰＭＢＯＫ第１章～第２章（序論；プロジェクト・ライフサイクルと組織）
３　第２部　単一プロジェクトのプロジェクトマネジメント標準―ＰＭＢＯＫ第３章（単一プロジェクトのプロジェクトマネジメント・プロセス）
４　第３部　プロジェクトマネジメント知識エリア―ＰＭＢＯＫ第１章～第２章（プロジェクト統合マネジメント；プロジェクト・スコープ・マネジメント；プロジェクト・タイム・マネジメント；プロジェクト・コスト・マネジメント；プロジェクト品質マネジメント；プロジェクト人的資源マネジメント；プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント；プロジェクト・リスク・マネジメント；プロジェクト調達マネジメント）
Ａｐｐｅｎｄｉｘ　アーンド・バリュー法（ＥＶＴ）―プロジェクトの進捗を金額で表現する

著者等紹介

深沢隆司［フカサワタカシ］
（株）イマジンスパーク代表取締役。陸上自衛隊少年工科学校第２５期生。ＰＭＰ。対空戦闘指揮装置の修理要員として自衛隊に勤務。退職後、ＳＥとしてソフトウェア開発に携わり、一部上場企業や官庁での基幹システム開発等で仕様策定、プロジェクトマネジメントに従事。独自の手法で成功に導く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[beautiful sky]

概要をつかむ為通読。しかし残念ながら読んだ端からこぼれてる気が。あああ。わかりやすいかどうかなんて、本体の難解度知ってから初めてわかるんじゃないかと思ったり。

2014/12/27

[Tomoyuki Kumaoka]

PMBOKの入門書。PMBOK=Project Management Body of Knowledge。 PMBOK全体に関して、わかりやすく説明している。ただし、これは本当に入門書であり、実際にPMBOKを読んだり、実践を意識することが必要だ。所々に筆者のプロジェクトに対する（特にシステム開発）思いが語られている。スケジュールを組む人が、実際に開発する人たちとコミュニケーション取らねば、うまく行かないのは明白だろう。また、PMはコミュニケーションの管理をする必要もある。時には嫌な調整もせねばなるまい。

2016/11/15

[かのう]

プロジェクトマネジメント系を勉強すると必ず出てくるPMBOKという言葉だが、それはなにかという質問に答えた入門書。これで全体像をつかんでおくのには有効かと思う。多くのプロセス（手順とか処理）を体系したもので、このプロセスを実施することでプロジェクトの目的を実現させる。ただし少し前の本なので、PMBOK自体は4年ごとに改訂されることに注意が必要。ざっくり斜め読みだったが、資格の意味づけを再認識したかったので、そこはよかった。

2012/07/31

[nchiba]

試験対策のために泥縄的に読んだ。前に学んだことの記憶を呼び覚ますのによかった。PMBOKの分厚い本のガイドにもなりそう。

2010/11/06

[yk]

忘れちゃうしたまにはこういうのもさらっと。品質向上のために未然に防ぐと評価されないと書いてましたがその通りですね。問題がないと楽してると思われます。あとがき読むと著者の本をほとんど読んでる気がw あー、今の僕の考え方はわりとこの方に作られてるな、とw

2017/12/05