外貨崩落―生き残る人は知っているもう1つのシナリオ FX、外貨預金、外貨投資信託、崩壊、円キャリー・トレード

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774131917
  • NDC分類 338.954
  • Cコード C2033

内容説明

高い金利差を受け取れる円キャリー・トレードは一見すると、魅力的。だが、「サブプライム・ローン問題」をはじめとする波乱要因によって円キャリー・トレードは崩壊の危機に、外貨は崩落の危うさにさらされている。外貨崩落のリスクから資産を守りさらなる利益を手にするために外国為替市場の「これから」の動きを読む。

目次

第1章 金利差、インフレ率、そして「円キャリー・トレード」(ドル/円を買うということ、ドル/円を売るということ;変動相場制度の自動調整機能には限界がある ほか)
第2章 急激に拡大したマーケットには「クラッシュ」の危険性が潜んでいる(「円キャリー・トレード」は誰でもできる;日本人は「外貨売り円買い」のイメージが苦手 ほか)
第3章 勝ち残るためのシナリオはトレンドの水面下で進行している(外国為替相場の専門用語をまとめて押さえる;なぜ、いずれ下落する高金利通貨が買われるのか? ほか)
第4章 外貨の暴落は、これからも同じようにして起こる(過去の値動きから読み取れることがある;上海株ショックで、ドル/円は高値からフリーフォール状態に ほか)
第5章 外貨崩落の引鉄と、リスクを儲けに変えるトレード・テクニック(円金利の引き上げは向こう3年程度続く;円金利は5%台に乗る可能性もある ほか)

著者等紹介

松田哲[マツダサトシ]
早稲田大学法学部を卒業後、『三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)』に入社。支店勤務を経てディーリングルームへ。東京本店ならびにニューヨーク支店で外国為替、国際資金業務のエキスパートとして活躍。そののち、米『ファースト・インターステート銀行』に転職し、仏『パリバ銀行』、『クレディ・スイス銀行』、『オーストラリア・コモンウェルス銀行』でチーフ・ディーラーとして名を馳せる。1985年の『プラザ合意』、1998年の『LTCMショック』を為替ディーラーとして経験し、外国為替相場の長期トレンドを読み切ることを最も得意としている。現在はウェブサイト『松田哲のフォレックス・ディーラー物語/FXディーラー物語』を運営する一方で、法人・個人向けの外国為替に関するコンサルティング業務を精力的に行っている。亜細亜大学非常勤講師:「現代市場金融論」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
2007年発行時の話になるので、その時点でこの先どうなると見ていたのかがわかり、また現在どのようになったのかを比べてみることができて面白い。2010/07/02

YnariY

0
アウフヘーベンをしないと理解できない事柄が、 相場の世界にはたくさんあります。 この言葉に、グッときました。 為替相場を読むのは、難しい。でも、 だからこそ面白い。 最近はドルの金利が低くなっちゃって、このまま、 日本の低金利に近づいてくるのかな・・ って思ってたところに、円高がやってきた。 「松田さん、そういうことですか?」 って直接聞いてみたいな・・・。 *円キャリートレードが強いと、  ドル/円取引をさけた方がよい状態となる。  ドル/円取引での「円高」が打ち消さ2008/03/03

ettinger

0
理解していたつもりの外貨投資の怖さを改めて知ることができた。しかも今まさに実際に起きている。。 2008/09/15

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