内容説明
コンピュータはどのように動くのか。ディジタル回路からアルゴリズムまでのステップ。
目次
第1部 ハードウェアの階段を上る(コンピュータの動く基本;0と1から始まるコンピュータの世界;0と1を組み合わせて処理する;簡単なコンピュータを設計する;0と1を並べて命令やデータを表現する;機械命令を実行する)
第2部 ソフトウェアの階段を上る(機械命令の実行を制御する;アセンブリ言語でプログラムを作成し実行する;高水準言語でプログラムを作成する;アルゴリズムを考える)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
11
ただでさえ専門書で難しめの上、読んでいる間風邪気味ということもありなかなか進まなかった…(>_<)この間読んだ「コンピュータはなぜ動くのか」と同様、ハードウェアからソフトウェアまでコンピュータの動く仕組みを解説している。論理回路や機械語、アセンブリ言語に関しては本書の方が詳しく、難しいながらも丁寧な解説だった。しかし究極的には0と1の組み合わせだけで現代のPCやスマートフォン、タブレットと全ての電子機器の複雑な機能が制御されているとは、その仕組みの基本を学ぶ程先人達の叡智に畏敬の念を抱かずにはいられない。2012/04/15
の
2
コンピュータとは何なのか。問題を適切に捉え、細部に至るまで分析し、そしてアルゴリズムを作り出す。言語プログラム、OS、等々のコンピュータに関する知識をざっと一通りしてまとめたような本。さすがにこれ一冊でコンピュータの全てを知ることはできませんが、コンピュータの世界の奥深さを少し見ることはできたかも。2010/09/26
dousite_K
1
僕の中でばらばらだった知識をまとめてくれるのに役立った。内容は簡単とは思えない。難しさを感じるのは、一冊の本が書ける内容を数十ページにまとめてることに起因するのかもしれない。まあ全体図を見渡すという点では良かった気がする。2012/03/11
kwy8791
1
情報工学の基礎知識を詰め込んだ良著。ではあるんだけどページ数に比して内容が詰め込まれすぎで、この一冊だけですべてを理解するのは苦しいかも。紹介している文献もなかなか敷居が高かったり…。初学者向けっぽい本の紹介文献でSICPはちょっとねぇ…。折に触れて読み返し、理解の浅い分野をチェックするのに使うと良いかも2010/11/24
西やん
0
コンピュータの基本の基本が丁寧に説明されていて、大変勉強になりました。ノウハウ本ではないので、すぐに何かに役立つとは言えませんが...2015/04/11