内容説明
本質の理解…オブジェクト指向の考え方を、短期間で本質的に理解する。実戦力の習得…オブジェクト指向を使って、ゼロからプログラムを作成する力を身につける。この2点を目的として書かれた一冊。
目次
1 オブジェクト指向をなぜ難しいと感じるのか
2 オブジェクト指向は本当に必要なのか
3 オブジェクト指向でのソフトウェア開発
4 オブジェクト指向でプログラムを拡張する
5 ソフトウェアの振る舞いを変更する
6 より複雑なソフトウェアの作成
7 既存のソフトウェアの再利用
8 再利用を考慮したソフトウェアの設計
9 フレームワークを利用したソフトウェア開発
著者等紹介
小森裕介[コモリユウスケ]
2000年、東京工業大学工学部情報工学科卒業。エスエムジー株式会社に入社。入社後は、Javaによる集中監視制御システムの設計/開発を中心として、社内講習会の企画/講師や自社開発パッケージの研究などに従事する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めかぶこんぶ
3
じゃんけん、トランプゲームなどの分かりやすい題材を用いて、オブジェクト指向開発の基礎基本を解説。コード解説もしっかりあり、例題も多い。最終的には簡単なフレームワークを自作し、それをベースにした開発例題もある。全体として平易で分かりやすい。2019/04/10
monotony
3
オブジェクト指向の文法や概念は理解しているけど設計に活かせない人(・・・自分)向けの本。とりあえず一周しただけでも、なるほど、そういうことか!と思えるところが多数。いきなり業務システムじゃなくジャンケンやトランプなど身近な題材にしているのがいいのかも。UMLできちんと説明している点も個人的にはよかった。古い本(10年以上前)なので、ジェネリックが使われておらずEclipseでサンプルコードを書いてたら怒られました(笑。2016/12/31
papacy
3
★★★★☆オブジェクト指向開発の特徴・必要性を初心者にも分かり易く説明している良書。JAVAの言語仕様・実装方法は他書に譲り、オブジェクト指向の分析方法、考え方、必要性を説いている。オブジェクト指向の言語仕様を学んだ後、本書を読むのが良いと思う。オブジェクト指向における「インタフェース、抽象クラス」の考え方、必要性、実装時のコツを学ぶことができる。2013/05/12
ヒカル
3
実際のプログラミングへの落とし込みの説明がわかりやすかったです。継承に潜む落とし穴など、なるほど〜と思いました。フレームワークについても具体的にどのように開発するかをイメージ出来てよかったです。2011/10/25
purepoor
3
オブジェクト指向って結局モデリングなんだなーと思った。2011/10/12
-
- 和書
- ナツヤスミ語辞典