内容説明
現在、システム開発の現場は大きな転換期を迎えている。急速な時代の変化に対応するべく顧客の要求の変化。コンピュータシステムの大規模化。実際現場で開発に携わるSEやプログラマはこのような時代の流れに対応していかなくてはならない。「オブジェクト指向」の考え方は、このような時代のニーズに対応していくための考え方であると言える。とかく難しいとされている「オブジェクト指向」の考え方をより平易な言葉と豊富な図を用いて解説する。
目次
1章 オブジェクト指向とは
2章 オブジェクト指向言語
3章 ネットワークへの対応
4章 その他のオブジェクト指向
5章 オブジェクト指向プログラミング
6章 UMLとオブジェクト指向分析/設計
7章 パターン
8章 XP‐eXtreme Programming
著者等紹介
河合昭男[カワイアキオ]
大阪大学理学部数学科卒業、日本ユニシス株式会社にてメインフレームのOS保守、性能評価の後、PCのGUI系基本ソフト開発、C/Sシステム開発を通してオブジェクト指向分析・設計に携わる。オブジェクト指向の本質を追及すべく1998年独立後有限会社オブジェクトデザイン研究所設立、理論と実践を目指し現在にいたる。事業模型倶楽部、日本XPユーザ会、JPLoPなどソフトウェア新技術の学習と普及を行うコミュニティ活動に参画
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