内容説明
アンパンマンの生みの親が作った、ユニークな「歯の詩」だけの詩画集。親子で楽しみながら歯の知識も身につく。ためになるQ&A付き。
目次
噛む
カチカチ健康法
奥歯の幸福
レイチョウクウゲキ
かみあわせ
太平洋の入れ歯
幸運
前歯のノスタルジー
快感
柳の小枝で歯をみがく〔ほか〕
著者等紹介
やなせたかし[ヤナセタカシ]
1919年2月6日生まれ。高知県香北町出身。東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部)卒業。三越宣伝部などを経て漫画家として活動を開始する。1973年絵本「あんぱんまん」を刊行、月刊「詩とメルヘン」を責任編集し創刊。2007年「詩とファンタジー」を創刊。そのほかに「手のひらを太陽に」の作詞でも知られる。勲四等瑞宝章
大久保満男[オオクボミツオ]
日本歯科医師会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
62
歯科の待合室にあった本です。やなせたかし先生だ!と手に取りました。見開き2ページに歯をテーマにした詩とタッチが色々なイラストです。「歯みがき讃歌」カメカメ エヴリバディ ハハハハの繰り返しの締めがいいです。「糸切歯」サラッと描かれたお母さんの横顔、ドキッとする美しさがあります。どの詩にも「歯」がとらえられていて、優しさと明るさがあります。食いしばってもにじむ涙をわかってくれるような優しさなのです。一通り読んで、もうちょっと読みたい、けれど名前が呼ばれます。次回の通院の楽しみが出来ました。2022/02/12
anne@灯れ松明の火
15
歯科で。前書きのような詩「歯はシ/詩はシ/歯科は/詩歌/だから/できた/歯科詩集」にまず笑う。その後も、くすくす笑えるものあり、ふむふむ感心するものあり。どうして歯?と思ったけれど、「バイバイキン」と出てきて納得!(^^)! やなせさん自身もこんなにたくさん歯の詩ができるとは思っていなかった様子。楽しみながら、笑いながら、歯についての勉強もできる。一石二鳥かも? やなせさんって、やっぱりスゴイ方だったなあ~。2014/07/22
海(カイ)
13
歯科の待合室で。 やなせ節炸裂!楽しい詩集です♪(*´艸`)2014/11/07
雨巫女。@新潮部
13
『アンパンマンとやなせたかし展』にて、歯がらみの詩が、ユーモラスで、ためになるなあ。2014/01/05
ごまらーゆ
8
歯医者さんの待合室にて。珍しい絵本の上に、”やなせたかし”さんの画。とても古風な感じの仕上がりですが 専門的でもあり、患者側の素直な気持ちもあり楽しめました。このつぶやきは やなせさんご自身の思いなのだなあとご逝去を惜しむ気持ちになりました。2014/09/17