近代文芸社新書
オートポイエーシスの世界―新しい世界の見方

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773372137
  • NDC分類 461
  • Cコード C0210

内容説明

本書は、近年学際的に注目されているオートポイエーシス論の入門書として書かれたもので、オートポイエーシスの基本的な性質と、生命、意識、社会という三つの分野へのその応用を、平易な口調で一般にもわかりやすく解説している。

目次

第1部 オートポイエーシスとは(オートポイエーシス・システム;オートポイエーシスの展開)
第2部 オートポイエーシスの世界(生命のオートポイエーシス;意識のオートポイエーシス;社会のオートポイエーシス)

著者等紹介

山下和也[ヤマシタカズヤ]
1965年東京生。1989年京都大学文学部哲学科哲学専攻卒業。1992年京都大学文学修士。1995年同大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。1999年ボン大学哲学科博士課程修了。2001年ボン大学哲学博士。1999年より摂南大学国際言語文化学部非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mashi

1
それにしても胡散臭いタイトルだな。2015/06/27

iwri

1
オートポイエーシスに興味があるけど、河本やルーマンは難しい、という人にはよい入門書。ただし、実際にはマトゥラーナ・ルーマン・河本の理論には違いがあるのに、それに触れていない点、理論部(1部)は主に河本オートポイエーシス論に依拠した形で、術語はルーマンからの引用も見られるが著者独特であること、2部は完全に著者の理論であることは留意したほうがいい。実際の応用部を見てもわかるが、河本論を下敷きにしているものの、著者と河本論の間にもかなり違いがあると感じる。また、紙幅の関係だろうが議論が粗いと感じた。2011/06/16

RNDMN

0
オートポイエーシス論。これまでの世界の切り取り方を根本的に変える事でこれまで説明不能であった事柄に対して神秘性を持たす事なく語る事ができるようになる。また、世の中には必ずこうしたこうなるという物事はオートポイエーシスシステムに入るものには1つも存在しないが、働きかける事によって変化を起こす事ができる可能性は常にあるという現実的なものの見方に立ち返らせてくれる。 著者以外の方の論じるオートポイエーシスの世界に今後足を踏み入れてみたい。2014/07/18

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