内容説明
人間らしさとはなにか?どこがユニークなのか?先端科学の解答がここにある。意識、言語、社会、倫理、芸術、コミュニケーション、心と体、サイボーグ化―“人間”に秘められた大いなる謎を明かすべく、脳神経科学の第一人者が、満を持して放つ渾身の書。人間探究のサイエンスとしての脳科学の到達点。
目次
1 人間らしさを探究する(人間の脳はユニークか?;デートの相手にチンパンジー?)
2 ともに生き抜くために(脳と社会と嘘;内なる道徳の羅針盤;他人の情動を感じる)
3 人間であることの栄光(芸術の本能;誰もが二元論者のように振る舞う;意識はどのように生まれるか?)
4 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)
著者等紹介
ガザニガ,マイケル・S.[ガザニガ,マイケルS.][Gazzaniga,Michael S.]
カリフォルニア大学サンタバーバラ校の心理学教授、「心の研究のためのSAGEセンター(SAGE Center for the Study of the Mind)」「認知神経科学夏期講座(Summer Institute in Cognitive Neuroscience)」のディレクター。認知神経科学学会(Cognitive Neuroscience Institute)会長、アメリカ芸術科学アカデミー会員
柴田裕之[シバタヤスシ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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