大いなる誤解・親子が殺し合わないために―子どもの魂を健やかに育て、幸せな親子関係を築くために必要なこと

個数:

大いなる誤解・親子が殺し合わないために―子どもの魂を健やかに育て、幸せな親子関係を築くために必要なこと

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 469p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772416542
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

ひとたび魂を殺害された子どもはいかにして回復することができるのか? 親がわが子の魂を傷つける「親子関係関連障害」を連鎖させないために何ができるのか?
幼い頃から続けられた両親による精神的暴力、境界性人格障害とうつ病の合併症状、そして処方薬害。東京大学医学部卒業から3年目の26歳で精神科閉鎖病棟に入院、その後36歳までの10年間に計8回の精神科入退院を繰り返すと同時に、数え切れないほどの自殺企図を繰り返し、38歳で回復の糸口をつかむまでの格闘の日々を綴るさらに、子どもを破壊しないために親にできること(第II部「子どもに心を病ませないために、親の立場の方にお願いしたいこと」)、親からの虐待被害から脱却するために子どもに勧めたいこと(第III部「親との関係が原因の心の病から脱却するために、子どもの立場の方に勧めたいこと」)を訴える、『親という名の暴力』(高文研[2012])、『私は親に殺された!――東大卒女性医師の告白』(朝日新書[2015])に次ぐ、親による虐待被害からの回復を語る実録ドキュメント第三作。

小石川 真実[コイシカワ マミ]
著・文・その他

内容説明

ひとたび親に魂を瀕死に追いやられた子どもは、どうすれば魂を蘇生できるのか?自らが親に魂を破壊され「親子関係関連障害」を背負わされた親は、どうすればそれを子どもに連鎖させずにすむのか?幼少からの絶え間ない両親の精神的暴力により、17歳で境界性パーソナリティ障害とうつ病を発症。さらに処方薬依存を併発して、東京大学医学部卒業から3年目の26歳で初めて精神科閉鎖病棟に入院。その後36歳までの10年間に計8回精神科入院と、30回の自殺企図を繰り返した末、38歳でやっと回復の緒についた著者が、自身がもがき苦しんだ体験をつぶさに振り返り洗いざらい語った後、そこから子どもを壊す親にならないための方法と、親に病まされた子どもがそこから回復するための方法を全力で導き出し、勇気を奮って提案した一冊。

目次

1 私自身の体験から考える「親子が殺し合わないために」(魂の殺人;専制支配の強化;発症から回復・絶縁へ)
2 子どもに心を病ませないために、親の立場の方にお願いしたいこと
3 親との関係が原因の心の病から脱却するために、子どもの立場の方に勧めたいこと

著者等紹介

小石川真実[コイシカワマサミ]
臨床医。1957年生まれ。1982年東京大学医学部卒業。卒後三年間小児科診療に携わった後、内科医に転向。幼少から続く親の精神的暴力が原因で、一七歳時に境界性人格障害とうつ病を発症し、三〇代半ばで病状が最も悪化した為、挫折と転職を繰り返した。三八歳で病状が大きく改善して以後は、残るうつ症状を自身でコントロールしながら安定した勤務ができるようになる。現在では都内の診療所に週四日院長として勤務し、一般内科、小児科の他に精神科も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くっち

4
親に精神的肉体的虐待を受け魂を殺された著者が、それにより境界性人格障害とうつ病を発症し生きづらさを抱えて生きてきた。その生きづらさと子どもをそうさせないためにはどうするかを自身の経験から綴った分厚い本です。 最後には心理学的な文献とともに、詳しい解説もある。 子どもの人格を尊重すること。こどもはひとりの人格を持った人間であり、決して思うように動かしたり支配したり蔑んだりしてはならない。親は自分の生育歴上の被害体験を認めること。極端な事例ではあるけれども子育てをする上で参考にしたいと思う。2021/11/12

Chi-ka

3
このような本は無縁だと思っていました。私の場合は祖父母。「自分の魂を持つ権利」子は所有物ではない、孫もまた然り。ちょっとページ数が多くて流し読みしてしまいましたが、絶縁に罪悪感を持たなくて良いことが分かり気持ちが楽になりました。 2019/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13155378
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。