重症人格障害の臨床研究―パーソナリティの病理と治療技法

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重症人格障害の臨床研究―パーソナリティの病理と治療技法

  • 狩野 力八郎【著】
  • 価格 ¥4,620(本体¥4,200)
  • 金剛出版(2002/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772407533
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

《内容》 人間のパーソナリティは,連続的かつ不連続に変化する複雑なプロセスとして捉えられる。心の専門家である精神科医や臨床心理士の前に現れるクライエントの多くはパーソナリティ障害を持っており,彼らは治療者を非常に悩ませることで知られている。
本書は,人格障害の全体像を理解し,心理治療的アプローチを実践するための懇切な臨床書である。
本書には二つの特長がある。一つは,精神分析理論によるパーソナリティ障害論の一大パノラマという点であり,もう一つは,サイコセラピーが有効な人格障害への著者の力動的精神療法の技法があますところなく紹介されているところである。治療に関する原則的な事柄,心理面接技法の基礎,家族療法や夫婦療法,チーム治療の実際,治療者の基本的役割など,日常臨床の中からフィードバックした実践的な知見が数多く詳述されている。    

《目次》
□主な目次
第I部 パーソナリティ障害の構造
1.総論:性格とパーソナリティの障害
2.性格とパーソナリティ障害の類型化
3.精神分析からみた人格障害の成因
4.青年期の人格形成
5.人格障害の発症時期と経時的変化
6.スキゾイド患者について
第II部 境界パーソナリティと自己愛パーソナリティ
7.内的空間の形成過程
8.境界性人格障害の治療
9.重症パーソナリティ障害について
10.ナルシシズムの病理と治療技法
11.自己愛性人格障害の治療
第III部 治療の実際
12.治療者の支持的役割
13.動機と創造
14.誇大的自己を持つ境界例患者に対する夫婦療法
15.個人からチームへ
16.境界例治療の研修に与える影響

内容説明

人間のパーソナリティは、連続的かつ不連続に変化する複雑なプロセスとして捉えられる。心の専門家である精神科医や臨床心理士の前に現れるクライアントの多くはパーソナリティ障害を持っており、彼らは治療者を非常に悩ませることで知られている。本書は、人格障害の全体像を理解し、心理治療的アプローチを実践するための懇切な臨床書である。本書には二つの特長がある。一つは、精神分析理論によるパーソナリティ障害論の一大パノラマという点であり、もう一つは、サイコセラピーが有効な人格障害への著者の力動的精神療法の技法があますところなく紹介されているところである。治療に関する原則的な事柄、心理面接技法の基礎、家族療法や夫婦療法、チーム治療の実際、治療者の基本的役割など、日常臨床の中からフィードバックした実践的な知見が数多く詳述されている。

目次

第1部 パーソナリティ障害の構造(総論:性格とパーソナリティの障害;性格とパーソナリティ障害の類型;精神分析からみた人格障害の成因 ほか)
第2部 境界パーソナリティと自己愛パーソナリティ(内的空間の形成過程―境界例の精神療法;境界性人格障害の治療―個人精神療法と力動的入院治療;重症パーソナリティ障害について―対象表象と記憶の病理 ほか)
第3部 治療の実際(治療者の支持的役割―治療状況における退行の意味を認識すること;動機と創造―境界例の家族療法;誇大的自己を持つ境界例患者に対する夫婦療法 ほか)

著者等紹介

狩野力八郎[カノリキハチロウ]
1945年満州に生まれる。1971年慶応義塾大学医学部卒業、同精神神経科教室入局。1972年~75年桜ヶ丘保養院。1975年東海大学医学部精神科学教室。1981年~83年メニンガークリニック、トピカ精神分析研究所留学。1987年東海大学医学部内科系精神科学部門講師。2001年~現在、東京国際大学人間社会学部・大学院臨床心理学研究科教授、東海大学医学部非常勤教授
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