目次
1 理論編―映像の学術的枠組み(フィールドにおける映像の撮影―歴史的・理論的背景から;学術映像の制作に向けて―文化科学・自然科学における映像制作の基本的問題)
2 制作編―フィールドと映像のさまざまなかたち(博物館映像学の観点からみた北極海における撮影の意義;霊長類のフィールドワークと映像の活用法;南極湖沼に棲息する謎の植物を追って―映像を活用した調査・研究とその意義;音楽・芸能を対象にした民族誌映画の制作と公開をめぐって―エチオピアの音楽職能集団の事例より)
3 応用編―映像によるかかわりの創出(調査写真・画像から展示をつくる―現地と母国の市民をつなぐ応用映像人類学;結びつける力―参加型映像制作の実践;メディアに還っていく―「市井の人びとによる記録」のアーカイブづくりにみる、映像と人の協働のかたち)
4 座談会(映像が切り拓くフィールドワークの未来)
著者等紹介
分藤大翼[ブンドウダイスケ]
1972年生まれ、大阪府出身。最終学歴:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。勤務先:信州大学学術研究院総合人間科学系。調査地、カメルーン共和国東部州。専門、映像人類学、アフリカ地域研究
川瀬慈[カワセイツシ]
1977年生まれ、岐阜県出身。最終学歴:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士修了。博士(地域研究)。勤務先、国立民族学博物館。調査地、エチオピア連邦民主共和国。専門、映像人類学、アフリカ地域研究
村尾静二[ムラオセイジ]
1969年生まれ、京都府出身。最終学歴:総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻(国立民族学博物館)、博士(文学)。勤務先、立教大学現代心理学部映像身体学科(兼任講師)。調査地、インドネシア共和国。専門、映像人類学、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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