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グローバル化の社会学―グローバリズムの誤謬 グローバル化への応答

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772005104
  • NDC分類 361
  • Cコード C0036

内容説明

グローバルに思考し、ローカルに行動するのではなく、ローカルに思考し、グローバルに行動するために。

目次

第1部 序文(仮想の納税者;世界経済と個人化のあいだで国民国家は主権を失う―どうすればいいのか;グローバル化の衝撃―遅まきの議論)
第2部 グローバル化の意味するものはなにか―次元、論争、定義(世界地平の幕開け―グローバル化の社会学のために;トランスナショナルな市民社会―コスモポリタンなまなざしはいかにして成り立つのか;世界社会の輪郭―せめぎあうパースペクティブ)
第3部 グローバリズムのさまざまな誤謬
第4部 グローバル化への応答(グローバル化への応答としてのヨーロッパ;展望―没落のアラカルト ヨーロッパのブラジル化)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

2
リスク社会で有名な著者によるグローバル化の弊害を語られている。書かれたのは15年前だから、確かに20世紀の病理が顕著だった時代の新自由主義。グローバリティとは、世界社会で多次元的、複数の中心、偶発的、政治的という特徴をもつ(172ページ)。世界リスク社会は、自己批判的な社会である(193ページ)。自虐的ともなりかねないが、他方で日本は自己愛でないと格差社会は乗り切れない事態でもある。なかなかグローバル格差社会の真逆の社会事象を、どう捉えればよいのか悩ましい。トランスナショナルな平和的市民社会の姿は、まだ評2012/11/08

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