アウロラ叢書<br> 人間の尊厳について

アウロラ叢書
人間の尊厳について

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772001076
  • NDC分類 137
  • Cコード C3010

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

15
個人の価値と尊厳。今ここにいるぼくの価値。ぼくの大切なあなたの価値。それは時代と場所により容易に変化してしまうものなのだけれど、人間の価値と尊厳とはどのようなものなのか。人間の活動のどの部分にそれを見出せるのか。自らが生きる時代の価値観をベースにしてそうしたことについて考えていくことが、結局は自分自身のオリジナルな尊厳についての気づきの第一歩になるんだろう。ぼく自身とぼくの大切な人の尊厳は大切だ。ならきっと目の前にいる名も知らないあなたの尊厳を損なわないことも大切なんだろう。2020/08/04

てれまこし

8
人間の価値を取り戻したのがルネサンス期。何から取り戻したかというと神を持ち上げるために人間を落とす中世神学。そう世界史で習ったから、自分は反神学的なものを予想していたんだが、読むと大分ちがう。ピコはエラスムスやラブレーなど修道院に馴染めなかった坊主くずれではなく優等生っぽい。古代古典だけではなくイスラム哲学からカバラまで幅広く読書して、若くして博学になった人らしい。だから中世神学もアリストテレス主義も捨ててない。あらゆる宗教哲学を一として総合しようとする。その分、エラスムスやラブレーより新鮮さは少ない。2022/12/18

梟と娘

0
自由にものごとを選択する自由意思にこそ、人間の尊厳の根拠がある、らしい。2015/12/06

ソーシャ

0
本文をざっと流し読み。哲学的な議論はよく分かりませんでしたが、人間の尊厳についてのことはなんとなく分かりました。あと、本文より注釈の方が長いですね。2013/11/19

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