ニュートンからカントへ―力と物質の概念史

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  • サイズ A5判/ページ数 197,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771016156
  • NDC分類 112
  • Cコード C3010

内容説明

カント自然哲学を根底から見直す第二弾!ニュートン以後における力と物質の概念の変遷を歴史的に解明する概念史的研究によってカント自然哲学の三代表作『活力測定考』『天界の一般自然史と理論』『自然モナド論』の真の意味を解読する。

目次

序論 カント研究に対するニュートン研究の意義―概念史的またはポリフォニックなテクスト読解
第1章 力と運動―ニュートン受容とカント『活力測定考』の力学観(イギリスにおけるニュートン学派の形成;デカルト主義とオランダにおけるニュートン受容;ドイツにおけるニュートン受容とヴォルフ主義;ヴォルフ力学とカント力学;カント力学とニュートン力学)
第2章 力と渦―ニュートンの引力‐斥力説とカントの宇宙発生論(原子論と自然神学;引力‐斥力説の受容 ほか)
第3章 引力‐斥力とモナド―ニュートン派の引力‐斥力説とカントの自然モナド論(ニュートンの原子論と物質論;キールの物質論と引力‐斥力説 ほか)

著者等紹介

松山寿一[マツヤマジュイチ]
1948年大阪生まれ。1973年法政大学文学部哲学科卒業。1981年立命館大学大学院文学研究科博士課程修了。1985‐86年テュービンゲン大学(旧西ドイツ)留学。1993年文学博士。1995年バイエルン学術アカデミー(ドイツ)留学。1996年以降ドイツ博物館科学技術史研究所(ドイツ、ミュンヘン)客員研究員。2002‐03年カイザースラウテルン大学(ドイツ)客員教授。現在、大阪学院大学教授
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