出版社内容情報
生命に対する畏敬にすべての基礎を置いてこそ、教育の営みははじめて可能になる。実践に裏付けられた林哲学の精髄がここに。
実践的教育書のロングセラーです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジターレ
2
読メ登録前に読了。読み応えのある教育論。現場の先生に是非読んでほしい。
鵜殿篤
0
子供たちの写真が衝撃的。授業を受ける過程で、みるみる表情が変わっていく。外在的な知識を与えられているのでは、こうはならない。私の授業では、最初から多くの学生が机に突っ伏して表情すら見えないが。そもそも授業とは、子供の中にある可能性を呼び覚ますものでなければならない。借り物の言葉を溜め込むのではなく、心から本当に分かったと思えるのが、真の授業だ。そうするためには教師は自らの権力性を意識し、廃棄しなければならないと言う。それが難しい。「教えなければいけないこと」は、教師たちの思いとは関係なく上から降ってくる。2017/09/15
-
- 和書
- がん治療「常識」のウソ