内容説明
破綻寸前の銀行を奇蹟的に他に類を見ない優良行にした現役頭取が初めて明かす、運命の大きな流れをつかみ、会社を、人生を成功に導く、思いもかけない方法。誰も書かなかった成功の奥義。
目次
1章 現実の背後にある大きな力に気づく(偶然は転機に変わる;聞こえてきた心の声 ほか)
2章 宇宙進化の気流に乗る秘訣(金儲け自体を目的化すると自滅する;宇宙はあなたの目的を評価する ほか)
3章 誰も書かなかった経営の本質(宇宙が味方する経営とは;心の視力で商品開発 ほか)
4章 宇宙が味方する人、しない人(ツイている会社、ツイていない会社の違い;想いを現実化することばの力 ほか)
5章 人生には必要なことしか起こらない(いい仕事をして魂のステージを上げる;魂の最終ステージ ほか)
著者等紹介
伊藤忠彦[イトウタダヒコ]
1943年生まれ。1967年京都大学法学部卒業、住友銀行(現三井住友銀行)入行。道頓堀支店長、取締役証券部長、取締役業務企画部長、取締役市場管理部長、常務取締役京都支店長、常務取締役法人業務第二本部副本部長などを歴任。1999年関西銀行取締役社長(後に頭取に改称)に就任。2004年関西さわやか銀行と合併し、関西アーバン銀行頭取兼最高執行役員に就任。日中投資促進機構理事、日本イスラエル商工会議所関西本部理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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inami
4
◉読書(再読)★3.5 住友銀行入行→関西銀行(関西アーバン銀行)の再建を命じられたが、当時全国第二地銀でもワースト3に入る不良債権比率で破綻寸前の状態。7年間で不良債権比率トップの低さに、業務純利益はベスト3、東証一部上場(2005年)。ひょうひょうとしたやり方で業績が上がるのを不思議がられた。懸命に努力しても成果が上がらないのは、目の前の形あるものにこだわり過ぎる→企業の命、仕事の命、すなわち確固たる理念の裏付け→単に理念を持つだけでなく、強く「思い、念じること=想念」が重要だと、・・まるで稲盛さんや2017/09/05
よねちゃん
3
キリスト教の深い宗教観に基づいた経営哲学。宗教という意味では偏ってはいるが、経営者たるもの、このくらい強い信念をもつことが必要だということを知るためにも読んだ方がよい。2010/07/18
k7ight
2
少し宗教的な考え方が多かったが、やはり成功する人間には神の後押しとも思える力が働いているのもまた事実なのかもしれない。宇宙には根拠や理屈が存在しない物事の方が多いということを考えさせられた。2012/01/10
ラッキーハッピーワッキー
1
言葉はエネルギーを持った物質で力を持った存在。言葉の力を上手に利用すればなんでもできるかもしれない。聖書にも(初めにことばありき)と書かれている。そして人生には必要なことしか起こらない。2018/03/13
よしぽん
1
話がキリスト教ドグマ色が濃くなってくると読みづらく感じるところもあったが、これからの時代の個人や社会や企業のあり方を考える上で、水先案内となる書だと思う。2012/05/10