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天才の創りかた

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770025852
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0047

出版社内容情報

天才は創ることができます。

それは、日々の脳の使い方、育て方によって決まります。「IQ」で知能は計れません。「右脳神話」なんて全くのウソです。世界の脳科学界の最前線で見出された真実とは?

[本文(はじめに)より] 
私たちの脳は、たえず進化をしています。我々成人では、乳幼児ほどの急激な変化(脳の進化)は望めませんが、脳を使うことにより、進化させることができることが科学的に証明されています。例えば、脳の中では、神経細胞と神経細胞が神経線維によって結ばれてネットワークを形成して、さまざまな情報処理を行っていますが、この神経線維の量は、加齢に伴ってどんどん増えていくことがわかっています。ですから、私たちも、自らの前頭前野を鍛えることによって、才能の器をより大きくすることができるのです。私たちは誰でも、いつからでも、ある努力をすると、天才の閃きを持つ人間に進化することができるのです。(中略) では、どのような努力をすれば良いのでしょうか?自己啓発の本に載っているような、できそうで、でも良く考えるとなかなかできないことではありません。誰でも簡単にできることで、前頭前野を鍛える努力ができます。

子どもを「天才」に育てるには?
◎夜は明かりを消して寝かせ、昼は太陽を浴び、母乳で育てる。
◎父母がたくさん語りかけ、触れ、自分たちの真似をさせ、真似ができたら喜んで見せる。
◎数をいっしょに数え、たくさんの本を読み聞かせ、文字を読めるようになったら自分で読ませ、計算問題もどんどん解かせる。小学校入学後も家庭で読み書き計算のトレーニングを行う

内容説明

「頭のいい、悪い」は遺伝子では決まりません。「IQ」で知能は計れません。「右脳神話」なんて迷信です。それは、日々の脳の使い方、育て方によって決まります。

目次

第1章 天才の創りかた(天才は遺伝ではない;創造は「左脳」から生まれる)
第2章 創造力を鍛える(脳は鍛えることができるか;老いても脳は進化する;創造力は「読書」が生み出す)
第3章 潜在能力を発揮する(コミュニケーションと脳力;恋愛と脳;脳が一番働く環境;不可欠な休息)
終章 魅惑の脳

著者等紹介

川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年千葉市生まれ。東北大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同専任講師を経て、現在、同大学未来科学技術共同研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブトムシ

15
この「天才の創り方」という題名は、出版者がつけたのだろう。夜は明かりを消して寝かせ、昼は太陽を浴び、母乳で育てる。父母がたくさん語りかけ、触れ、自分たちの真似をさせ、真似ができたら心から喜んで見せる。数をいっしょに数え、たくさんの本を読み聞かせ、文字を読めるようになったら自分で読ませ、計算問題もどんどん解かせる。小学校進学後も家庭で読み書き計算のトレーニングを行う。これらは、両親の手で行う必要がある。だから、仕事を持つものは、仕事の量を極端に減らし、もしくは仕事をやめるくらいの覚悟で赤ん坊に向き合いたい。

BIDDULPH

8
人の眼を見て話をすると脳が活性化する。フムフム。便利な世の中は前頭前野の退化を招く。フムフム。前頭前野退化でサル化計画(痴呆化計画と読み替えても結構)が着々と進行。・・・・・・・・2014/05/08

BIDDULPH

7
音読は前頭前野を活性化させるが個人でやること。群読では活性化しないのだ。2014/02/23

りょうみや

6
タイトルとは違って中身は「脳の活性化」の本という印象。閃きには多くの知識が必要で、人間の器は知識の量に比例するというのは面白い。これは経験的知識も含むのだろう。3歳までに急激に発達する脳の司令塔的役割の前頭前野の発達のために、理由はわかっていないが音読と単純計算がとても有効らしい。なので、天才に育てるには幼児期に徹底的に本を読み聞かせ、文字が読めるようになったら自分で読ませ、計算もどんどん解かせる。このトレーニングは痴呆防止にもなり、他には編み物、料理、工作、楽器などもよい。2016/03/09

まさお

5
天才の創りかたという書名と内容とはズレている気はしたが、ここでの天才とは、ジョブズのようなホントの天才ではなく、秀才のことを表しています。 それに役立つ閃きは前頭前野の働き次第であるということだ。そして、考えること、閃くということは言葉を使っていくことでできていく事だということがわかった。 それ以外にも恋愛と脳など、身近な話題について脳科学という視点から書かれてあり面白かった。 脳を活性化させるのに最良のことは読書であるということはこの本でも書かれていたが、脳についての本では常識のようだ。2012/08/03

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