内容説明
幕末日本人の度肝をぬいた黒船の来航。はじめての外圧、巨大な蒸気船の威容を目にした江戸庶民の衝撃とは。一一世紀に大西洋を航海したヴァイキングの高度な造船技術、現代の船旅に集約される各種サービスの起源など、船と航海をテーマにした驚きの一四篇を紹介。写真・図版と共に贈る異色のノンフィクション。
目次
最初に大西洋を横断した航海者
江戸時代の航海
黒船が来た
移民船の船室
ドイツ東洋艦隊全滅す
船の異端児たち
海底からの出撃
超巡洋艦物語
最後の戦艦
空母フランクリンは沈まず
偽りのヴィクトリア十字勲章
幻の戦艦
失われた処女航海
フランス植民地航路の客船
著者等紹介
大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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