• ポイントキャンペーン

光人社NF文庫
Uボート入門―ドイツ潜水艦徹底研究 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 645p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769823834
  • NDC分類 556.97
  • Cコード C0195

内容説明

Uボートの黎明期、プロシャ海軍ドイツ潜水艦時代から、無差別破壊戦に挑んだ一次大戦、ヴェルサイユ体制下の雌伏期、そして、二次大戦の栄光と苦悩、崩壊の時代。驚異の高性能ヴァルター艦に到るUボートの各型メカニズム、兵装、運用、作戦指導など、欧州の“海底に”君臨したドイツ潜水艦を徹底解剖。付/全艦歴。

目次

第1章 潜水艦の黎明期
第2章 ドイツ潜水艦の発達
第3章 第一次世界大戦とUボート
第4章 ヴェルサイユ体制下
第5章 第二次大戦のUボート
第6章 第二次世界大戦
第7章 U‐73空母イーグルを撃沈
第8章 Uボート・エース・トップ・テン
第9章 Uボート余話
第10章 レーゲン・ボーゲンとデッドライト作戦

著者等紹介

広田厚司[ヒロタアツシ]
1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各誌に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イプシロン

13
第一次世界大戦前から第二次世界大戦のドイツUボート(建造中止や計画案も含む)と搭載兵器・魚雷・爆雷・装備品・施設(ブンカー)などについてほぼ網羅されている一書。Uボート総覧と呼べる相当に価値的な内容ではあるが、人間ドラマや海戦の様相といった、いわゆる戦記らしさはない。ひたすらドライ。系列や型式をカタログ的に知りたい向きにはよい一冊。陸・海・空・軍関係なく、やたらと試作を乱発してものに出来ないあたり、特殊潜航艇への凄まじい執念は読んでいて嫌な気持ちになった。この執念をもっと他のものに生かしていたら……と。2014/08/19

富士さん

6
再読。艦型を網羅し、装備を細かく解説しながら、単なるスペック表になっていないのが読み物として見事です。Uボートの分類はおそろしく把握しづらいもので、これでも全体像の俯瞰とわかりやすさの両立へ最大限の努力がなされているように思います。戦史、戦術や教育、艦内の生活や開発上のエピソード、こぼれ話も含めたバランスの良い内容で、某戦車ライターさんも見習って欲しいものです。それはこの分量に寄っているのは明らかですが、量は質となります。サラリーマンをしながらこの量のものを書き続ける著者のヴァイタリティには感服です。2021/02/17

Koichi Mori

1
これで入門?この一冊を読むだけで充分Uボート通になれるほど内容の濃い本。2012/05/31

santiago

1
入門と銘打っているけど、その情報量には圧倒された。正直、艦や装備の種類が羅列して語られる所は半分くらい斜め読み…大学の老教授のボソボソ講義の趣あり(^^; しかし何とか苦行は潜り抜けたので、これからも別の潜水艦関係の書籍を読んでいこう。2016/03/13

アリャー

1
入門というには濃すぎるんじゃないかと言いたくなるぐらい、様々な情報が詰まった1冊。どちらかというと、Uボートそのものに焦点が当てられており、乗組員や世界大戦における実際の細かい戦闘描写などは少ない。反面、Uボート発展の歴史やスペック、用いられた兵装に関しては詳細に記述されており、これ一冊読んでいれば技術や装備面に関しては大体網羅できる。乗組員の細かい描写はともかく、Uボート視点の第二次大戦の大まかな流れくらいは書いて欲しかった。何はともあれ、徹底研究という副題は伊達じゃない。2015/08/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/50329
  • ご注意事項