光人社NF文庫<br> 造艦テクノロジーの戦い―科学技術の頂点に立った連合艦隊軍艦物語 (新装版)

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光人社NF文庫
造艦テクノロジーの戦い―科学技術の頂点に立った連合艦隊軍艦物語 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 380p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769821038
  • NDC分類 556.9
  • Cコード C0195

内容説明

連合艦隊が潰え去って五十年―科学技術の上に成り立っていた海軍が、世界最大の戦艦「大和」「武蔵」を生みだすにいたる“技術の戦い”の苦闘の足跡をたどる軍艦物語。明治の黎明期に先進諸国に学び、官民が一体となって、粘り強く技術レベルを押し上げていった“海の砦のドラマ”を描いたノンフィクション。

目次

プロローグ―科学技術の頂点に立った日本軍艦
幻の砲撃戦―超戦艦「大和」建造の思想
栄光と悲劇―高速戦艦「比叡」悲憤の最期
奮迅の戦い―高速戦艦「霧島」の航跡
不屈の闘志―航空戦艦「伊勢」の奮戦
悲壮の花―航空戦艦「日向」の沈没
幸運の神―航空母艦「瑞鶴」の強運
誇りと責任―航空母艦「飛龍」の出撃
連戦健闘―重巡洋艦「妙高」の出陣
悲憤慷慨―重巡洋艦「愛宕」の運命
好機到来―重巡洋艦「利根」の秘密
海軍の伝統―水雷艇「友鶴」の教訓
憤死の戦場―高速駆逐艦「島風」非業の死
出撃の時―駆逐艦「神風」の勇戦敢闘
男子の本懐―伊号第一六八潜水艦の殊勲
勝利の美酒―歴史的戦艦「三笠」の生涯
老雄の戦歴―「出雲」「八雲」「磐手」「浅間」の秘密

著者等紹介

吉田俊雄[ヨシダトシオ]
明治42年、佐世保に生まれる。昭和2年、海軍兵学校に入学、第59期。海大選科学生。蘭領東印度出張。米内光政、嶋田繁太郎、永野修身らの副官をつとめる。日米開戦前より軍令部第三部勤務、昭和18年より軍令部員・大本営海軍参謀。終戦時は中佐。平成18年12月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゲオルギオ・ハーン

20
『造艦テクノロジー』というタイトルながらテクノロジー要素の薄い困った一冊。著者は技術将校ではなく、第二次大戦時の海軍参謀の中佐。技術将校の方が書かれた設計秘話本との大きな違いは過度な帝国海軍への賞賛と精神論的な理屈を持ってくるところだろうか。中盤頃までは速力や砲の口径、ダメージコントロール構造の話をするが(冷静な分析や説明というより日本はスゴいって話)だんだんと短編のような話を展開していくので少々困惑してしまった。他の第二次大戦関係の本をいろいろ読んでいると本作の内容の苦しさに気づいてしまうところも残念。2021/03/01

白義

13
一応他と比べると多少は技術解説要素もあるものの、基本的には多くの類書と同じくがっつり列伝スタイルの書籍である。元大本営海軍参謀という点からも分かる通り情感のたっぷりこもった筆致が特徴で、無邪気に大和とアイオワを比べてどうだ、日本艦の個艦優越はこんなに凄いんだぞ、と持ち上げてみせてから後半で設計思想や運用思想のまずさによる敗北という現実に直面しトーンダウンする浮き沈みは愛嬌だろう。読み応えがあったのは水雷艇友鶴の章、つまり友鶴事件に触れた項で用兵者の過度の要求と技術者の応答という背景までわりと詳しくよかった2016/03/16

ねんこさん

3
当時の技術関連の内容かと思ったら、日本海軍艦艇の列伝ものでした。著者が戦中派の人のためやや情緒的に日本軍を持ち上げている部分が目に付くが、最近のとにかく貶せば軍事通みたいな風潮はどうかと思う(海外のドキュメンタリー番組なんかではそれなりに評価されているだけに)ので、たまにはこう言うのもいいかな…という気分で読むのが吉。2010/08/01

うめうめ

1
海軍の軍艦を主人公にして、海軍の参謀だった著者がその船の特徴を描いた作品。実際に乗っていた艦もあるようなので、とても思い入れが強いのが特徴。造船テクノロジーという表題がだ、科学的なアプローチよりも情感的な説明のほうが多い。友鶴事件や第四艦隊事件などがもたらした影響というのが意外と肝になる。2021/03/25

ひろただでござる

0
バルジがメリットだけでなく新たな、より拡大された短所を抱合してしまうとは…。造艦のテクノロジーに関してはあまり記載がなく少しがっかり。2016/05/29

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