海軍水上機隊―体験で綴る下駄ばき機の発達変遷と戦場の実相

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769815501
  • NDC分類 397.8
  • Cコード C0095

内容説明

最前線攻防の尖兵として、また耳目となって連合艦隊を支援した縁の下の力持ちたち。二座三座水偵、観測機、水戦から潜偵晴嵐、瑞雲紫雲まで、飛行艇をふくむ悲喜こもごもの奮戦苦闘記!

目次

サイパン沖「最上零水偵」苦難の索敵行
ガ島撤収にっぽん水上機隊南へ飛ぶ
摩耶水偵隊アリューシャン対潜記
巨鳥B24狩り“下駄ばき零戦”奮戦始末
十一航戦ショートランド上空に敵影なし
零水偵と米魚雷艇 凄絶なる暗夜の決闘
艦載水偵“発進→帰投”全航程マニュアル
カタパルト射出発艦と搭乗員心理
日本海軍水上機発達秘史
かくて零戦に浮舟が付けられた〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たけぽん

0
雑誌『丸』に掲載された回想録短編集。太平洋戦争期の日本水上機の様々な戦場・任務・機種を多くの当事者が綴っていて興味深い。カタパルト発艦や洋上での機体揚収、索敵・偵察・電信・航法等特有の任務に類い稀なる技量を以てあたられた事に感動する。巻末に研究者による通史が掲載されているが、これは前書き・序章に持って来るべきだと思う。個々のエピソードを読んだ後では印象が薄い。また、初出年月や執筆者の戦後の略歴(没年含)が有れば尚良かったと思う。2013/09/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7148176
  • ご注意事項

最近チェックした商品