特攻回天戦―回天特攻隊隊長の回想

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769813200
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

潜水学校付の同期7名、うち6名特攻戦死。ただひとり生き残った海軍士官が「人間魚雷」の構想から用兵・実戦まで、戦局の一挙逆転を計った「回天」戦の全容を初めて明かす海底戦記の決定版。93式酸素魚雷に手を加えた、人が乗って操縦し敵艦に体当たりする戦略的奇襲兵器“目のある魚雷”とともに生き死んだ“海のサムライ”群像。

目次

第1部 回天の創生(回天部隊の幕開け;回天の創生;回天生産の遅延;訓練;第1陣出撃)
第2部 局地攻撃の回天隊(菊水隊;金剛隊;千早隊;神武隊)
第3部 航行艦船襲撃の回天隊(第一回天隊(白竜隊)
多々良隊
天武隊
振武隊
轟隊
多聞隊)
第4部 最後の回天隊(「基地回天隊」;海上挺身隊;8月15日、終戦と回天)
エピローグ日本人にとって「回天」とは何であったか

著者等紹介

小灘利春[コナダトシハル]
大正12年(1923)広島生まれ。昭和18年(1943)9月、海軍兵学校72期卒業、少尉候補生。同年11月、「足柄」乗組。昭和19年(1944)3月、海軍少尉。9月、海軍中尉、第一特別基地隊付、「回天搭乗員」として大津島分遣隊に配属。昭和20年(1945)3月、特攻隊長兼分隊長教官。5月、「第二回天隊」隊長として八丈島に着任。6月、海軍大尉。8月、終戦。11月、解員、予備役編入。昭和23年(1948)、京都大学農学部水産学科入学、昭和26年(1951)同大学卒業。日本水産株式会社に入社。昭和37年(1962)7月、「回天会」設立。平成4年(1992)、日本水産を退社。平成5年4月、「回天会」を「全国回天会」に改組。以後、会長として「回天」の顕彰に活躍をつづける

片岡紀明[カタオカノリアキ]
昭和4年(1929)、東京生まれ。昭和28年(1953)、東京教育大学哲学科卒。昭和59年(1984)、ニッポン放送退社後、人物伝中心の文筆業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きつね乙女

0
回天戦の詳細を纏めた印象。用兵に不満があったようで。2013/02/14

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