技術移転ビジネス最前線

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769361466
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C2034

内容説明

現在、産業の活性化のため大学からのベンチャー創出が熱望されている。そのコーディネートを行なうのがTLO(技術移転機関)と呼ばれる組織である。TLOは主に大学での研究を民間へ橋渡しする組織であるが、技術移転はこれだけではなく企業と企業の間での特許流通まで幅広く捉えることができる。本書では、これら技術移転の仲介を行なう組織を「技術移転コーディネーター」として捉え、そのビジネスに焦点をあてる。

目次

第1章 我が国の技術移転の起こり(日本テクノマートの設立;日本テクノマートの技術取引事業;特許流通促進施策の推進;技術移転を仲介するビジネスに対する)
第2章 技術移転促進施策が推進された背景(精力的に展開されている技術移転促進施策;米国経済の回復を実現した技術移転;わが国における技術移転の意義;大学からの技術移転の促進)
第3章 我が国における技術移転コーディネーターの現状(企業から企業への移転をコーディネートしている組織;大学から企業への技術移転をコーディネートしている組織)
第4章 技術移転コーディネートビジネスの今後の展望(各技術移転コーディネートの仕組みの比較分析;我が国の技術移転コーディネートビジネスの今後)

著者等紹介

上野裕子[ウエノヒロコ]
株式会社三和総合研究所東京本社研究開発本部経済・社会政策部。1991年4月三和総合研究所入社、大阪本社・研究開発本部所属。主に関西の地方自治体や国の近畿地方機関および同関連機関からの受託で、地域の産業振興(製造業、商業、サービス業、観光、物流ほか)、中小企業振興、まちづくりや、留学経験を活かして国際化政策(地域の国際化、国際理解教育ほか)に関わる調査および政策立案に従事。1998年8月より東京本社・研究開発本部所属。現在は、中央官庁および同関連機関、全国各地の地方自治体からの受託で、前述の分野に加え、創業・ベンチャー支援、産学連携、企業立地などに関わる調査や政策立案、施策・事業の遂行支援に携わっている。東京商工会議所「新産業分野開拓委員会」専門委員(2001年度~)。岩手大学地域共同研究センター「21世紀型産学官連携手法の構築に関する研究」外部評価委員(1999年度)
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