内容説明
新人エンジニアは往々にして目の前の機械やパソコンの操作にとらわれ、実際の製品が作りあがるまでの工程をイメージできないことが多い。本書はファクトリーオートメーション技術を主眼として、生産全体における“物の流れ”と“情報の流れ”が分かりやすく書かれ、生産システムにおけるモノづくりの全体像をつかむことができる。生産とは何かという基本から、生産システムの形態とそれを支える様々な技術、そして、これからの時代に求められる環境や人間を重視した生産システムの在り方などが分かりやすく解説されている。また、巻末には「生産システム用語集」が設けられ、これ1冊で生産システムのポイントが分かる、新人エンジニアには必読の入門書である。
目次
生産システムとは
生産システムを支える技術(情報の流れに関わる技術;物の流れに関わる技術;生産情報の制御と管理に関わる技術)
生産システムのかたち
これからの生産システム
次世代生産システムを支える技術