内容説明
本書はディジタルシステム設計論あるいはハードウェア設計論の大学および大学院レベルの入門教科書である。第1章では、ディジタルシステムの設計の流れと設計自動化について概説。第2章と第3章では、ゲートレベルとレジスタ転送レベルでの論理の基礎を述べた。第4章と第5章では、ディジタルシステムを構成するデータパスとコントローラについて各々の設計を解説し、第6章で、動作レベルからレジスタ転送レベルへの自動合成である高位合成について述べている。第7章では、モデルコンピュータを例にコンピュータの設計法を解説。第8章から第10章には、ディジタルシステムのテスト論を解説した。
目次
第1章 ディジタルシステムの設計
第2章 ゲート論理
第3章 レジスタ転送論理
第4章 データパスの設計
第5章 コントローラの設計
第6章 高位合成
第7章 コンピュータの設計
第8章 ディジタルシステムのテスト
第9章 テスト生成
第10章 テスト容易化設計
付録 VHDLで記述したモデルコンピュータ
著者等紹介
藤原秀雄[フジワラヒデオ]
1974年大阪大学大学院博士課程修了。1974年大阪大学助手。1985年明治大学助教授。1990年同大学教授。1993年奈良先端科学技術大学院大学教授。現在、同大学情報科学研究科教授。工学博士、IEEE Fellow、電子情報通信学会フェロー、情報処理学会フェロー。専門は、論理設計論、テスト、フォールトトレランス、設計自動化
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。