数学者の孤独な冒険―数学と自己の発見への旅

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数学者の孤独な冒険―数学と自己の発見への旅

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  • サイズ A5判/ページ数 399p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784768701911
  • NDC分類 410.4
  • Cコード C3041

内容説明

新しいビッグバンのために!これは、フォン・ノイマンとならぶ今世紀最大の数学者グロタンディークによる自伝的な回路に満ちた新鮮なノンフィクション・ドラマである。ブルバキズムというひとりよがりの風化した背景を超えて、グロタンディークはいま、新しい壮大な《宇宙》へと旅立とうとしている。これは、そのためのウォーミングアップの書である。

目次

第0部 テーマの紹介―四つの運動のプレリュード(ひとつの作品を巡るプロムナード―子供と母;エピローグ 見えない枠組み;追伸としてのエピローグ―ある議論の内容と前提)
相1部 うぬぼれと再生(仕事と発見;夢と夢みる人;恐れの誕生;二重の顔;先生と学生;収穫;子供は遊ぶ;孤独な冒険)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

脳疣沼

1
とてもじゃないが、ちゃんと読み通せるような本じゃない。著者が自分自身と真摯に向き合い、逃げずにあるがままに感じたことを書いた本であり、その意味でとても迫力があるのだが、内容が重く、独特な文体(翻訳のせい?)で綴られているので、読むのが辛い。これぐらい自分の問題と向き合って生きてみたいものだが、他人の問題をこれほどまでに知りたいとも思わない。ただ、グロタンディークとその数学に興味のある人には、たまらないものがあるかもしれない。2014/06/20

竹田拓郎

0
数学ひいては科学教育の在り方について教えてもらった気がする。2015/01/23

きゃべつ

0
昨年、ABC予想の論文を発表した京都大学の望月新一教授に興味を抱き、いろいろ調べていくうちにグロタンディークの数学を受け継いでいることを知った。 未だ理解しきれていないグロタンディークの数学が、かつてのリーマン幾何学のように次の世代の科学を切り開くのではないか?神の書架を覘いた人のその思想に触れることのできる得難い自伝。2013/01/07

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