目次
戦国時代篇(芭蕉の母は宇和島生まれ?;伊達秀宗の母は秋田美人?;秀宗の育ての母は淀殿 ほか)
江戸時代篇(家老を上意討ち;於小奈と於たつ;三万石御墨付 ほか)
明治時代篇(伊達宗徳、高子と再会する;吉田藩の終焉;嘉蔵と七人の妻 ほか)
著者等紹介
宇神幸男[ウガミユキオ]
昭和27年(1952)愛媛県宇和島市生まれ。小説、歴史書といった著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tom
10
愛媛県の宇和島に関わる人たちの出来事を、主に伊達藩に伝わる手紙や日記類をもとにして書き出したエピソード集的な読み物。この本、妙に面白い。でも、面白いと思うのは、宇和島に多少とも関係のある人だけかも。明治維新のときの藩主伊達宗城は、けっこう活躍したらしいのに、その後、宇和島出身者が国政で確約した話はない。これが不思議だったのだけど、この本を、読んで、なんとなくわかったような気分に。それはともかく、この本新刊なのに、鉛筆での書き込み多数。実に不愉快、目障り。図書館本にこんなことをしてはいけません。2019/08/04