ヘッテルとフエーテル―本当に残酷なマネー版グリム童話

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ヘッテルとフエーテル―本当に残酷なマネー版グリム童話

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  • サイズ B6判/ページ数 151p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766784589
  • NDC分類 338.04
  • Cコード C0095

内容説明

心配性でいつも不安な妹、ヘッテル。お金のことばかり考えてる兄、フエーテル。激動の時代を生きる2人を待ち受ける末路とは―。

目次

第1話 ヘッテルとフエーテル
第2話 カネヘルンの笛吹き
第3話 ピノキオ銀行
第4話 アホスギンちゃん
第5話 ヤンデレラ
第6話 ヘッテルと7人のODA・NPO
第7話 王様の金はロバの金
第8話 裸のフエーテル様

著者等紹介

マネー・ヘッタ・チャン[マネーヘッタチャン]
「小難しいことを簡単に」をモットーとするビジネスサブカルチャー作家。本業は、5年間負けなしのプロ投資家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おくちゃん🌸柳緑花紅

84
甘い言葉と儲け話には気をつけろ!サブタイトルの「本当に残酷なマネー版グリム童話」騙しの罠にはまらないように、国家の嘘を見抜けるように。よーく考えないとね!カネヘルンの笛吹き/ピノキオ銀行/アホズキンちゃん/ヤンデレラ/ヘッテルと7人のODA.NPO/)王様の金はロバの金/裸のフエーテル様/そしてそれぞれにグリーム婆さんの解説がつく。これがなんともわかりやすい!面白くて為になる。騙されないぞ!2016/12/06

しゅわ

57
【図書館】いつもお金をふやすことばかり考えている兄・フエーテル、そしていつも不安をなくそうと考えている妹・ヘッテルを中心に描く寓話集。お金に関する怖いところを物語形式でわかりやすく紹介。情報商材、カリスマ著者、国や銀行&一流とよばれる会社のごまかし、ネズミ講、NPOやボランティアの仕組み、株…etc…日常でもよくあるような理想と現実のギャップやアヤシイ儲け話が登場。「自分の頭で考える」「身を守る」ことの大切さを教えてくれる良書だと思います。できれば社会に出る前の中学生ぐらいに読んで欲しい一冊ですね。2015/05/21

mai

49
読みやすくて面白かったです。投資に興味があったのですがこの本を読んで思いとどまりました…。おいしい話には裏があるんですね。2014/12/23

ふ~@豆板醤

42
読友さんに頂いた本。金融系の怖い話を寓話調でやんわり・的確に描いている。「むかしあって、これからもおこるはなし。」というお話の始まり方が好き(笑)それぞれのお話のあとにある「グリーム婆さんのよくわかる解説」も面白い。「偶然をねつ造すれば、相手の警戒感を薄れさせて簡単にだますことができる」とか、怖っ!課金の理由や仕組みの裏側までよくよく考える癖をつけねば‥(・_・;)2016/11/26

Willie the Wildcat

40
(知人のお奨めもあり、長男に贈呈前に一読。)お金、人間関係、仕事・・・。無論、背景には人間の欲。『悪知恵袋』。悲しくも”現代”の生活の知恵かもしれない。「騙すより騙されたい」とは言うものの、どこか人間味のない世の中。善人説で生きていければ理想だけどなぁ。一方、逆説で捉えると、仁義礼智信・・・。もしかすると、論語の比喩?!さすがに考えすぎか・・・。(笑)長男の感想が楽しみ!2013/11/14

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