内容説明
すばやく、ラクに、確実に成果を出す「瞬間」勉強法。「多忙」「怠惰」「疲れがち」な人こそ、効く。「速度を上げるほど、頭に入り、忘れない」この真実。「記憶の達人」「速読術のプロ」「合格カウンセラー」の三冠王が教える、簡単ノウハウ。
目次
1章 「あせり」をうまく使え!―集中力が自然に増強するテクニック
2章 「長時間」の損に気づこう―常に良質な勉強時間を保つコツ
3章 「平均点」は上げなくてもいい!―自信一つで合格力は十分に高まる
4章 「目次」を暗記せよ―データは形さえ整えば大量におぼえられる
5章 「わからないまま」を恐れるな―速読術を訓練なしで身につける法
6章 頭はリラックスでより強くなる―疲れない頭になる意外な生活習慣
著者等紹介
椋木修三[ムクノキオサミ]
1954年生まれ。中央大学中退。テレビ朝日『不思議どっとテレビ。これマジ!?』、TBS『どうぶつ奇想天外』などで「記憶の達人」として紹介された実践記憶の体得者。記憶術を「才能でなく訓練で」身につけただけではなく、速読術、自己暗示法、作詞作曲など多くの分野で能力を取得。講演、研修、執筆等で活躍中。本業は日本カウンセリング学会会員の心理カウンセラーで、イメージ療法を得意とする。日本ブレインアップジム代表。東京カルチャーセンター主任講師。ほか多数のカルチャーセンターの講師や、企業研修の講師をつとめる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
45
★★★★★記憶術や速読術などを専門としている著者。“速さは努力にまさる”とタイトルにあるが、その曖昧な努力の中身を、明確に効率よく最短で目標達成する方法を本書で説く。なんとなく知っている知識が綺麗に体系化されており、入試や資格試験、仕事にも実践的に役立つと思われる。また速読術も紹介されており、読書法の参考にもなった。【印象的な言葉】①「重箱の隅」に成功はない。②「必要」は「十分」にまさる。③「勉強時間」=「記憶時間」+「想記時間」2017/12/10
リボー
32
勉強法と名を謳っている書籍は、総じて紙屑と同等なものばかりだと思い込んでいましたが、この本は良書だと思います。読んでいて「あ、これなら自分でもできる」と思える方法が多く紹介されていました。ありがちな、著者の根拠の無い叱咤激励や、自慢話も見受けられませんでした。個人的に目から鱗だったのが「他の講義を聴きながら違う科目の勉強をすると効果的」という項目と、「昼寝の前にコーヒーを飲むとよい」の記述でした。本書の中で理由が書かれているのですが、なるほどと納得させられました。全体的に内容が濃いです。2012/10/01
ぐっち
28
受験生の息子はこういうのを読まないので代わりに読む私。「問題集を5回解く」は受験直前のうちの子に合ってるかも?第一志望の受験まであと3週間。親が緊張しますね。2019/02/03
navyblue
18
少し前の本、再読。前回読んで参考になったのは、問題集中心の勉強法。今回読み返して、新聞のコラムを使った方法のことをすっかり忘れていたことに気づく。これはぜひやってみたい。2017/11/26
さっちも
15
どうせやるなら、やり方を知ってからやろうじゃないか!2018/06/22